探究型教育

探究型授業

21世紀型スキルの獲得を目指して

聖学院では生徒主体型の学習スタイルである独自の探究型教育を展開しています。自己発信力・問題解決力・コミュニケーション能力など、これからの社会を舵取りできるスキルを磨きます。

探究型授業とは

探求型授業とは、自分たちの力で課題の解決に取り組み、議論と探究を重ね、発表・表現を行う学習方法です。これまでの教師から生徒への一方通行的な学びではなく、生徒同士による双方向の学び合いによって、自分の意見や価値観をより多彩な観点から膨らませていきます。まとめた意見や提案をポスターセッションやプレゼンテーションで発表して論理的思考力を鍛えさせ、語彙力と表現力のさらなる向上を図ります。また外部団体との共同学習を積極的に取り入れて、専門家ならではの鋭い視点や考察などを学び、より実りある授業を展開させています。

聖学院で実践中の授業例

さまざまな授業で実践しており、国語・数学・社会・理科・技術・情報など、ほぼ全ての教科で実践しています。また外部団体との共同学習を積極的に取り入れて、専門家ならではの鋭い視点や考察などを学び、より実りある授業を展開させています。

中学1年生 国語II

授業内外の至るところで展開する探究学習には、それにふさわしい技能の習得が欠かせません。国語Ⅱでは、雑多な情報を構造化して理解する力を磨いていきます。人に分かりやすく伝える技術から始まり、ロジカル・シンキングのトレーニングを経て、3学期にはクリティカル・シンキングに挑戦します。

中学1年生 理科

Googleでも採用されているクレイジー8の手法を用いて生徒間で理想の状態やアイディアの創出を共有。その後360度カメラ(RICHO THETA)で校内の撮影をグループ毎に行いました。意見を出し合い、企画を練って撮影し、作品制作を経て最終日に発表をするプロジェクトです。学校内の空間で、心が動く自然体験のアイディア集を作ることを最終目的とし、仲間と共に探究することの大切さと奥深さも学びます。

中学3年生 社会科(公民)

「人間と機械の融和」「食糧難への解決策」など現代の社会で解決できていない社会課題に対してグループで話し合い、自分たちなりの解決策を考えます。全国で約150校、約25,000人が参加しているクエストカップ(教育と探求社)では、高校生の参加が多い中、本校では中学生が参加し、6年連続全国大会に出場しています。


〈代表的な授業〉

中1国語「思考・探究の基礎」、中1幾何「図形デザイン/統計グラフコンクール」、中2社会「歴史プレゼン」、中1理科探究、中3社会「クエスト・企業探究」、中学美術全般、高Ⅰ日本史「風刺画プレゼン」、高Ⅰ物理基礎の探究、高Ⅱ現代の社会、高Ⅱ課題研究、高Ⅲ情報「2030年の世界デザイン」ほか