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タイ研修旅行-3日目-

国境をめぐる一日ツアーに出ました。
メサイはタイ最北部に位置し、サイ川という小さな川をはさんでミャンマーと国境を接しています。
入国審査を受けて橋を渡り、ミャンマーへ入りました。
ミャンマーに渡ると、そこはタチレクという街です。
橋を渡り切ったとたんに、バイクタクシーの客引きに遭います。
24名の聖学院生は、激しい客引きを振り切って商店の並ぶ街中へ入って行きました。
 
短い滞在時間ですが、国境を歩いて越える経験は、生徒たちにとって印象深い経験になるようです。昨年度のレポートを見ても、多くの生徒が越境の経験を書いていました。
 
メサイに戻った生徒たちはチェンセンへ移動し、ボートでメコン川を渡ってラオスに入りました。ここは「ゴールデントライアングル」と呼ばれ、タイ・ミャンマー・ラオスの3カ国が国境を接しています。かつてはここでアヘンの原料となるケシが大規模に栽培されていました。現在は人気の観光地になっています。
ラオスでの短い滞在を楽しむことができました。
 
メーコック財団には国籍をもたない子どももいます。彼らにとって「国」とはどのような意味を持つのでしょうか? 国境を渡る経験がそのような疑問と結びついたとき、生徒たちの心の中にどんなことが起こるでしょう?
 
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