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東京大学英語弁論大会「東大杯」で、本校生徒が優勝しました!

応援に来てくれた友人たちと喜びを分かち合う野中くん(中央)

2月23日(日)に東京大学本郷キャンパス大講堂(安田講堂)にて開催された、第19回東京大学E.S.S.杯争奪英語弁論大会、通称「東大杯」に、本校生徒の野中茂壮くん(高1)が出場し、見事優勝を果たしました!

【「東大杯」とは】
東京大学E.S.S.(English Speaking Society)主催の「東大杯」は、英語を使った多様な活動を行う、東大最大規模のサークルが主催する歴史ある英語弁論大会です。全国から応募者が集まり、ハイレベルなスピーチが披露されます。

伝統ある東大の安田講堂

【狭き門を突破し、本選へ】
全国から多くの応募者が集まる中、野中くんは見事、高校生として数少ない本選出場者の一人に選ばれました。本選では、約8分間の暗唱によるPrepared Speechと、3分間の審査員との質疑応答であるQ&A Sessionが行われます。時間を超過すると順位が下がるという厳正なルールのなか、原稿作成はもちろん、発表練習や質疑応答の練習など、野中くんは多くの時間を費やし大会へ臨みました。
野中くんのスピーチ題目は「Peace and Sense of Ownership」です。自身がミャンマー在住中に経験したクーデターをきっかけに気づいた感情や疑問を会場に投げかけました。

駆けつけた友人たちが見守る中、野中くんは見事1位に輝き、賞状と豪華なトロフィーが贈られました。日々の努力が実を結び、素晴らしい成果を上げられたことを大変誇りに思います。
今回の野中くんの快挙は、自身の経験に基づいたスピーチで、聴衆の心を揺さぶる素晴らしい結果を残しました。同時に、この成果は英語学習に励む全ての学生にとって大きな励みとなるでしょう。今後も、生徒たちの活躍にご期待ください。(担任:諸橋 陸)

出場者たちと記念撮影

豪華なトロフィー

【生徒感想】
ニュースで報道される悲惨なミャンマーも、現実の一場面なのかもしれません。ですが、そればかりでなく、クーデターによって奪われた人々の穏やかな日常、夢や可能性について発信したいと考え、僕はいつもスピーチをしています。それが、このような場で評価されることは、僕たちミャンマー支援活動者にとって大きな意味を持つと感じます。また、当日、クラスメイトが応援に来てくれたこともとても嬉しかったです。

野中くんの魂のスピーチが多くの方に届いた優勝です