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【高3HR】社会につながり未来を見つめるマナー講座

11月6日(水)に、高3生徒に向けたマナー講座を行い、「洋服の青山」から横山さんをお招きしてお話していただきました。

今学期のHRのテーマは、「中高6年間をつなぎ、社会とつなぐ」。これまでの聖学院での6年間を客観的に振り返り、その思いを胸に受験に挑むことを目的としています。学校生活全体が、そしてこれまでの経験が、高3生の原動力になって欲しいという思いから計画しました。

これまで学校の基盤を支えてくださっている多くの先生方からお話を伺ってきましたが、人生は受験で終わりではなく、その後も続いていきます。社会に出ていく生徒に身につけて欲しいのは、感謝や尊重の気持ちです。それを表すのがマナーです。自分が受けたものをきちんと表現できてこその大人です。そういう意味で、社会と繋げていくことが、高3学年教員の使命です。そこで今回の講演をお願いする流れとなりました。

講演の中で、第一印象の重要性、特にお辞儀、姿勢などを教えていただきました。わかっているようでわかっていない礼儀作法がたくさんありました。また、総合型入試などで合否を握る面接のときのポイントなども教えていただきました。

特に印象に残ったことは、横山さんの「今は、受験期間にあって合格を目指すことが最優先ではありますが、この一瞬の後には、長い未来が待っています。今この時点で、先の未来に少しでも視点を置いておくべきです。」という言葉です。今この時を生きている高校生は、どうしても現状にとらわれてしまいます。当たり前のことでしょう。しかし、そんな中でも、一息ついて、さらに先を見据える力を身に着けてほしいものです。講演の最後に質疑応答の時間がありましたが、そこでも活発に質問をしている生徒が印象的でした。

残りの登校日数も減ってきた高校3年生ですが、聖学院で残されたわずかな時間で聖学院生らしく大きく羽ばたくための準備に勤しんでください。(高3担任:伊藤大輔)