【高校バドミントン部】少数精鋭で臨んだ新人大会団体戦
11月4日(月)に上野高校で行われた高校新人大会団体戦で、聖学院高校バドミントン部は3試合を戦いました。中学バドミントン部に比べて、今の高校バドミントン部は部員が少なめです。普段から練習に取り組んでいる部員に加え、2名の助っ人を加え、5名で試合に臨むこととなりました。
【第1試合:足立西高校戦】
聖学院は3-1で勝利しました。第1ダブルスの永野君と森下君は、21-18、17-21、21-18の激戦を制しました。ダブルスでの粘り強さが光り、徐々に相手の弱点を突くプレーができました。永野君は前衛でのプレーが特に良く、相手の厳しいリターンにしっかりと対応できました。
第2ダブルスでは蔡君と星君が、21-10、21-14で圧倒しました。この二人は中学の時から切磋琢磨してきたペアです。ここまでの信頼関係がうまく作用し、勝利をもぎ取ります。シングルスでは友光君が敗れたものの、森下君が21-12、21-17で勝利し、チームを勝利に導きました。
【第2試合:紅葉川高校戦】
次に聖学院は、紅葉川高校に3-2で接戦を制しました。この試合は作戦勝ちでした。オーダーを前の試合とは少し組み換え、相手の不意を突くことができました。第1ダブルスでは永野君と森下君が21-10、17-21、21-16で破り、安定したプレーでチームをリードしました。永野君はシングルスでも粘り強さが発揮され、森下君は長い試合でも集中力を保ち、優位に試合を進めました。部長の星君のひらめきによって組み替えたオーダーはばっちり当たり、勝利につながりました。
【第3試合:上野高校戦】
上野高校との対戦では2-3で惜しくも敗れました。第1ダブルスでは永野君と森下君が21-10、17-21、21-9で勝利し、低めのプレーを意識した安定した試合運びが印象的でした。星君も負けん気を発揮し、実力が上回る相手に対しても諦めず粘り強くプレーしましたが、シングルスで惜敗しました。
少人数での戦いだったものの、全員が一歩も引かない姿勢で臨み、充実した内容となりました。特に、友光君は試合を通じて自分の反省点を見出し、蔡君はスマッシュなどの攻めのプレーで積極的な姿勢を見せるなど、各選手が課題を見つけ、次につながる内容でした。少ない人数ながらここまで好成績をたたき出した部員を誇りに思います。歴代のバドミントン部は、部員が多い代もあれば、少ない代もありました。それぞれ特有の悩みもあれば、良いところもあります。一番大事なことは、人数が少なくても練習を続けてこの伝統を守り続けることです。今回の経験が必ず今後につながることを信じています。(顧問:福地修二、伊藤大輔、福井純平)