【中学バドミントン部】熱戦が続いた北区秋季大会
10月6日(日)に赤羽体育館にて行われた中学北区秋季大会で、中学バドミントン部は熱戦を繰り広げました。前回大会で、優勝を収めた聖学院は、今回の大会ではシード権を持っていました。しかし、優勝の立役者となった中3の先輩方はもういません。中2を中心とした後輩たちが先輩たちの栄光を携えて、大会に臨みました。
最初の試合は順天中学校との対戦で、聖学院が2-1で勝利を収めました。第1ダブルスには金子君と田島君が出場し、順天中と対戦しました。田島君の力強いスマッシュと金子君のパートナーとの適切な位置取りが功を奏し、21-17、21-17で快勝しました。
続くシングルスでは絶対的なリーダー岸君が出場します。岸君は、中2ですが、バドミントンに懸ける思いは、人一倍です。一方、対戦相手である順天中の選手は、一つ一つの技のレベルが高く、丁寧なプレーで堅実に攻めてきました。岸君はデュースを何度も繰り返し、22-20、23-25、23-21の接戦を制しました。どちらも負けない気持ちを前面に出していて、見ている者の心を熱くする試合でした。最終的に岸君が勝利しましたが、相手の選手の目には涙がありました。この試合のためにどれほど準備をしてきたのかが伝わってきます。最後のダブルスでは内田君と南君が出場しましたが、惜しくも敗れてしまいました。
次の試合は、強豪・堀船中学校と対戦。聖学院は善戦したものの、1-2で敗れました。第1ダブルスでは、金子君と田島君が堀船のペアと対戦し、19-21、21-14、21-16で勝利を収めました。岸君が挑んだシングルスでは、堀船のエースの前に圧倒されてしまいました。正確なショットと高度なテクニックが随所に光り、惜敗しました。第2ダブルスの内田君と南君も、堀船中の見事な技の前に翻弄され、正確で強力なプレーに苦しみ、敗戦しました。
今回の大会では準優勝という結果を残し、Bブロック大会への進出が決まりました。その結果、11月2日(土)に光が丘体育館で行われたBブロック大会に出場しましたが、残念ながら、志村第五中学校に敗北してしまいました。まだまだ、成長中のチームです。課題も山積みです。特に、試合中のペース配分を誤り、体力と集中力が切れてしまう場面もここまで散見してきました。チーム全体として一丸となる必要性も改めて感じられました。各選手が個々の課題に向き合い、更なる成長を目指して、今後の大会での活躍を期待しています。(顧問:福地修二、伊藤大輔、福井純平)