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【中1理科】「力」と「運動」を学ぶ-消しピン最強王決定戦-

消しピン最強王を目指す生徒たち

中1理科の2学期は、「力」について様々な角度から学びを深めています。今回の授業は5回に分けて、「力」を加えたときに物体がどう運動するのか理解するため、『消しピン最強王決定戦』を行いました。

玉木教諭のもとに質問で集まる生徒たち

生徒たちが作った消しゴムの戦士たち

強い消しゴムの戦士をつくるためには、「質量」「厚さ」「摩擦」のバランスを考える必要があります。生徒たちに用意されたのは、某会社のおなじみの消しゴム1個。こちらを先ほどの3つのポイントを考えて、カスタムしていきます。カスタムできるアイテムは、ホチキスやセロテープ、ボンド、輪ゴム、つまようじ、ワイヤーなど。ただし、アイテムには価格がついており、実際に売買はありませんが、いかに価格を抑えて強い消しゴムを作られるかが、最強王のための得点につながります。おもりを付け重心の位置を変えたり、つまようじを付け相手に力を与える作用点を変えたり、アイテムを加えて工夫していきました。また、消しゴムを切断したり、やすりをかけたりすることもOK。自分で描いたデザイン画をもとに生徒たちは、世界にひとつの消しゴム戦士を作っていきました。

並べられたアイテムたち

生徒のデザイン画

切った消しゴムをボンドでつなげたり

やすりで消しゴムを削ったり

そして迎えた、決定戦。戦うフィールドである机には、5~6個の消しゴムの戦士たちが配置され、戦いの火ぶたが切っておとされました。デコピンの要領で自分の消しゴムを指ではじき、相手の消しゴムを机から落としてきます。打ち方にも、力の作用を考えなければなりません。最初に机から落ちた消しゴムが5~6位、最後まで机の上に残った消しゴムが1位です。グループを変えて3回戦行い、各順位をロイロノートに記録していきました。

ゲームスタート!

どれが1位になるのか

フィールドは教室内に6か所設置

もちろん、今回の授業も来週予定されている2学期の中間考査の試験範囲です。消しピン制作の思考とゲームの戦術をきちんと整理し、自身の学びにつなげて、試験に臨みましょう。