SEIG NEWS

【中1理科】ストローブリッジで「力の分析」を考察する

ストローブリッジを作って力のはたらきを仲間と考える様子

中1理科の2学期は、力のはたらきを学びます。力の三要素「大きさ」「向き」「作用点」を考えるにあたり、生徒たちはストローブリッジの制作に取り組みました。

耐荷重測定について説明をうける生徒たち

玉木聖一教諭

生徒たちは、三人一組になりグループ内で相談しながら、ストローを使って強度の高い橋を作っていきます。トラス橋やダヴィンチ橋の画像を参考にして、耐荷重や構造を考えつつ、個性的な橋たちが誕生していきました。

ストローブリッジの形はみんな違います

ストローブリッジの”たわみ”を確かめる様子

ストローブリッジで支える物体は聖書と讃美歌です。聖学院生は、全校生徒全員が同じ聖書と讃美歌を持っています。生徒たちは、耐荷重測定を行い、垂直抗力や摩擦力を学び、いかに強い橋をつくれるか、試行錯誤しました。

そして、ストローブリッジはなぜたわむのか、耐えられる重さはどれくらいなのか、また力の向きの矢印を考え、自分たちが作った橋のアピールポイントをレポート提出しました。「強度部門」と「芸術部門」で、選ばれたストローブリッジが表彰を受けるそうです。

レポート作成中

ストローブリッジを見ながら考察

ストローブリッジも撮影しレポートにアップロード

普段身の回りにあるモノや現象に対し、考えることを習慣化できるようになってほしい、そうすると非日常の事態に活かすことができる、そうした経験を積み重ねることで、彼らの成長を促すことができればと、玉木教諭は考えています。

玉木教諭と相談する生徒