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【聖学院GX・SX教育ユニット】SDGsプロジェクト「環境エコ」中間発表会

菜園コンポストチームによる発表

聖学院GX・SX教育ユニットでは、2021年から聖学院中学校・高等学校と女子聖学院中学校・高等学校合同で、SDGsプロジェクトを実施しています。学校まるごとSDGsを目指し、学校内・外にむけて様々な活動を行っており、中でも今年度の4thステージで「環境エコ」をテーマにした活動は、3年目に突入しました。この度8月23日(金)に、「環境エコ」の各チームは、活動の目的(目指したいゴール)・目標やそのための企画案などをプレゼンする発表会を開催しました。

SDGsプロジェクトの目的を話す生徒たち

司会進行も生徒が行います

発表会には、プロジェクト顧問の他にも、両校の管理職や学校法人聖学院内の教職員、また普段のプロジェクト活動を支えていただいている一般社団法人ユースキャリア教育機構の方や、外部からも本活動に興味を寄せていただいた方にお越しいただきました。

女子聖学院中高安藤校長

外部WSのきっかけをいただいた私学妙案研究所の清水さん

プロジェクト伴走にご協力いただいているユースキャリア教育機構

たくさんの方を前に発表します

「環境エコ」は、4月末にメンバー募集を行い、5月には活動についての説明会、6月から今年度の新メンバーでキックオフされました。男女あわせて総勢60名以上の生徒が集まり、以下の4つのテーマに分かれて活動をしています。各チームがそれぞれのテーマに向けて、多くの企画案を発表しました。

 

【フードロス削減チーム】
食品ロスの半分が家庭から出ていることに着目し、学内だけでなく地域に向けて過剰分の分配や、家庭から出る食品ロスへの意識向上を目指します。昨年度から実施してきた、食品ロスを減らすためのクッキングバトルや食品寄付の活動であるフードパントリー・フードドライブの実施に加えて、聖学院小学校へフードロス削減の出張授業を企画しました。

フードロス削減チームによる発表

【資源活用チーム】
学内のペットボトルゴミ削減、海洋ゴミ問題への小さなアクションと啓蒙活動運動の実施をテーマに、ビーチクリーンの実施・勧誘、昨年度導入された給水機をさらに導入するためのデータ集め、フレーバーの本格導入を企画しました。
さらに、ペットボトルゴミは0にはならないことを考え、出てしまうペットボトルを本校の3Dプリンターのフィラメントにする企画も、あわせて提案しました。
また、パーム油使用による森林伐採問題とそれに伴う児童労働問題をテーマに、無添加石鹸の学校使用を推進。さらにRSPO認証の周知運動を企画しています。

資源活用チーム

外部の人も多い中堂々と発表

スケジュールも提案します

【菜園コンポストチーム】
聖学院ファミリーの二酸化炭素削減意識を高めることを目的として、屋上菜園計画を進めながら、野菜果物を育てています。みつばちプロジェクトとの連携で、蜜源植物の栽培を推進し、そこに来た方への意識向上を図る。また、菜園に必要な作業の自動化において、エネルギーチームとの連携の可能性も提案しました。さらに、学食で出る生ゴミをコンポストにより堆肥として、学校内の炭素循環の道作りを提案に盛り込みました。

男女で協働してプロジェクトに臨む

質問にも懸命に対応

【エネルギーチーム】
日本の大半の電力が火力発電によって賄われており、温室効果ガスの排出が問題となっている。学内のエネルギー消費量の可視化や、再生可能エネルギーへの置き換え、さらに発電をすることが大変であることへの認知を向上させるために、自転車での発電を経験してもらう企画を提案。

 

エネルギーチームによる発表

自転車発電の提案をします

この先、2学期以降も彼ら彼女らの企画が進んでいきます。応援やご支援のほどよろしくお願いいたします。(聖学院GX・SX教育ユニット 副ユニット長:早川太脩)

生徒からも質問が出ます

各発表の後には質疑応答

聖学院中高日野田教頭