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【中高物理部】山梨県河口湖で夏期合宿を行いました

中高物理部は8月20日(火)から22日(木)の2泊3日で、山梨県河口湖鳴沢村のホテル吉野荘にて夏期合宿を行いました。参加者は合計42名です(部員36名、卒業生4名、教員2名)。

【合宿のテーマ】
1,各研究班の活動を深める ⇒ 3グループが研究を進め多くのデータを取る
2,部員同士の相互交流と結束を深める ⇒ プロジェクト・アドベンチャーを実施
3,リニアモーターの仕組みを学ぶ ⇒ 山梨県立リニア見学センターを訪問

【各研究班の内容】
① 宇宙エレベーター班:4チームに分かれ、マシンの製作とプログラミング
 ・グローバル部門2チーム
 ・リージョナル部門2チーム
 ・チームごとに創意工夫を凝らしたマシンを制作
 ・今後、大会に向けてテスト走行や各種データを集め、本大会への出場に備える
② ドローン班:編隊飛行へのチャレンジ及び技能の習得 
 ・コース設定やプログラミング
 ・実際の飛行ではプログラミング数値と飛行数値にズレが生じるので精度向上が課題
③ ミニ四駆班:マシンに関する研究を更に深める
 ・モーター別の速度変化等の測定
 ・ブレーキパッドの創意工夫などを考え、条件を変えてデータ収集

今年の合宿は、大型体育館を借り切って上記①~③の研究班がテーマに分かれ、集中して研究に取り組むことができました。コロナ禍で3年間合宿を中断していましたが、昨年度から再開しました。

生徒部屋割は、縦割りの各6名とし、高校生が中1の面倒を見るなど和気あいあいとした雰囲気で過ごすことができました。

普段、学校での活動は各研究班別で行うために一部部員で互いの名前がわからない者もいたようです。そのため2日目午後に交流を深めることを目的に「プロジェクト・アドベンチャー」を実施しました。部員たちはとても楽しく活動することができて濃密な仲間づくりができたと感じました。

今後は、記念祭の研究展示や、10月6日(日)実施の第11回宇宙エレベーター大会入賞を目指して部員全体で取り組んでいきたいと思います。(顧問:諸橋 陸、清水広幸)