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【中学野球部】北区夏季選手権野球大会報告

6月、中3部員にとって最後の大会となる北区夏季選手権野球大会に出場し熱戦を繰り広げました。今大会のシード権をかけて4月に行われた夏季予選権大会では、初戦で明桜中学校に敗れたこともあり、チーム一丸となって優勝目指して練習してきました。

5月26日の1回戦では、サレジアン国際学園中学校と対戦しました。先制、中押し、ダメ押しと効果的に点数を重ね、7対0の6回コールド勝ちで勝利し、勢いに乗りました。

続く2回戦では、稲付中学校・十条富士見中学校の連合チームと対戦しました。苦しい場面もありましたが、プレイヤーたちを支えるため、野球部全員で応援する雰囲気を貫いた結果、5対2で勝利し、見事に準決勝進出を果たしました。

準決勝では、都立赤羽岩淵中学校と対戦しました。彼らはシード校の一つであり、強豪として選手たちも一層気合を入れて試合に臨みました。先制することはできたものの、3回に大量点を奪われ、10対2で敗れました。目標の優勝はできませんでしたが、今回北区3位という成績を収めることができました。

この試合をもって中3の部員たちは引退となります。彼らは3年間を通じて常に向上心を持ち続けてきました。一方でなかなか勝てない悔しさやもどかしさもまた経験しました。これらを通してチーム聖学院の雰囲気を築いたことが結果につながったように思います。

これから2年生と1年生は、先輩たちから学んだ経験と気持ちを受け継ぎ、新たなチームの礎を築いていけるよう練習に励んでまいります。聖学院中学校野球部はこれからも、さらなる成長と勝利を目指し、また来年、再来年とバトンをつないでいってほしいと願っています。

(顧問:吉原典之・髙橋優一)