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【レゴキング選手権・学校説明会】聖学院名物・第13回レゴキング選手権を開催 7月13日(土)

レゴキング選手権、作った作品をグループ内で発表する様子

今年で第13回目を迎えた小学生対象(5・6年生)のレゴキング選手権は、「思考力」「創造力」「表現力」を競い合う本校主催の人気イベントです。今年も募集定員の50枠は申込開始後数分で満席になりました。フューチャーセンターで会場を設営し、10人のグループを5つに分け、それぞれのグループからレゴキングを一人選出する流れです。本校自慢のLEGO®SERIOUS PLAY®の研修を受けた教員の中から、今年は伊藤航大教諭がプログラムを組み立てました。

作品は、前半と後半に分けて2回作ります。前半のテーマは「心をゆさぶるもの」。参加者の小学生たちは、自身の考えや体験などをレゴ®で表現していきました。そして、出来上がった作品をグループ内で紹介したり、他の参加者からの質問に答えたり、発表をしました。発表が終わると投票です。グループの中から、自分以外の作品で1位・2位・3位を決めて投票用紙に書き込み、提出しました。

「心をゆさぶるもの」を表現

作品についてはグループ内で質問をしあいます

後半の作品づくりの前に伊藤教諭は、今作った作品から、特に「心をゆさぶる」部分を取り出してください、と指示を出しました。小学生たちは、これを『コアパーツ』として残し、それ以外の部分はすべて崩してバッグに戻しました。

コアパーツの説明をする伊藤教諭

コアパーツを残し後半の制作へ臨みます

『コアパーツ』だけが置かれたまま、後半のプログラムに進みます。画面には国語の教科書でよく見かける「スイミー」の物語が流れます。大きな魚を追い払って物語は終わりますが、そこで次のテーマです。「この物語の先を考えてレゴ®で表現してください。ただし、先ほどの『コアパーツ』を必ず中に組み入れてください」と、伊藤教諭からのお題。小学生たちからは一斉に「えー!!」「どうやって??」と、困った声があがりました。「無理だ~」といいながらも、不思議なことに小学生たちは次第に夢中になって制作に励んでいきました。そして、完成した作品を、前半と同じように発表し、グループみんなで審査しました。

後半戦には保護者の方々も見学

制作のラストスパート、時間ギリギリまで組み立てます

保護者の方々が完成した作品紹介をきく場面もありました

作品の審査は小学生たちだけでなく、グループの担当についたLEGO®SERIOUS PLAY®の教員らからも、決められたルーブリックに沿って、加点方式によって作品に点数がつきます。そして、2024年度の5名のレゴキングたちが誕生しました。優勝作品ナンバーが呼ばれて前に出てきたレゴキングたちは、「まさか優勝できるなんて…」「選ばれて夢のよう!」「まだドキドキして震えが止まらない」など、喜びが大爆発。本当におめでとうございます!しかし、レゴキングだけでない選手の皆さんの集中力、発想力、そして組み立てる技術にはたびたび驚かせられました。ぜひこれからもそのチカラに磨きをかけてほしいと願いつつ、聖学院で一緒に学べたら嬉しいです。

喜びを爆発させたレゴキングたち ※掲載許可済み

優勝作品のひとつ

【学校説明会・思考力セミナー】

聖学院での成長ストーリーを説明する早川広報部長

ICEモデルや探究授業について紹介する理科の玉木教諭

できたこと生徒手帳などを使って自己肯定感の高上を説明する英語の平井教諭

思考力セミナーはフューチャーセンターで

【校内見学会】

理科実験室(生物室)

ファブラボでは3Dプリンターが稼働中

食堂ラウンジでみつばちプロジェクトの活動報告

家庭科室ではちみつの採取方法を説明