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【高校GIC】Projectに新しいゼミが誕生!

新しいゼミ、新しい仲間と「未来のかけら:科学とデザインの実験室」見学会

Global Innovation Class(GIC)は今年度で4年目を迎えました。そしてこの度、GIC・Project(探究)のゼミ活動に、新たな5つ目のゼミ(名称検討中)が誕生しました。その1回目と2回目の授業を紹介します。

【新ゼミ】
目的:自由闊達にして愉快なる価値創造を目指す
内容:テクノロジーによって加速度的に変化していく現代。誰もがあらゆるものをデザインできる環境。その中で、「暫定的な正解」を模索し、実験や挑戦を経て、失敗から学ぶ姿勢を育む。

【第1回】「未来のかけら:科学とデザインの実験室」見学会

未来を創造する科学とデザインの融合を体感するべく、21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の展覧会未来のかけら:科学とデザインの実験室を見学しました。様々な素材を用いた独創的な作品の数々を目の当たりにし、生徒たちはものづくりの可能性と創造性の豊かさに大きな刺激を受けました。この見学を通して、未来を創造する力とは何かについて深く考え、自らの表現方法を探求する意欲を高めることができました。

(生徒感想)
興味深いものが多く、心が湧くような感覚があって楽しかったです。3Dプリンターオンリーではなく、何かと3Dを組み合わせることで、新たなものが生み出せるという「無限の可能性」に圧倒されました。今後も技術を磨いていきたいと思いました。

視覚的に驚かされることが多かったです。「どうしてこれで動くのか」や「これは壊れないのか」など、構造や強度など全体的に技術がすごかったです。触れる展示品とポスターにものってるトカゲの展示品が面白かったです。硬いのにぶゆぶよして柔らかいので不思議な感覚でした。

3Dプリンターでつくられた骨格標本を見る

【第2回】輪読を通して、現代社会における学びの重要性を再認識

加速度的に変化する現代社会において、新しい知識やスキルを学び続けることは、個人の成長だけでなく、社会の一員として生き抜くために不可欠です。しかし、調査によると、約半数の学生が1ヶ月間に1冊も本を読まないという現状があります。そこで、今回から輪読という形式を取り入れ、1冊の本を仲間と共有し、内容を深く理解していく活動を開始しました。この活動を通して、読書の習慣を身につけるだけでなく、異なる視点から物事を捉え、論理的に思考する力を養うことを目指します。

初回はエツィオ・マンズィーニ著「日々の政治」を選び、まえがきを通して、政治と社会に関わる様々な問題について考えました。この活動を通して、読書の習慣を身につけるだけでなく、異なる視点から物事を捉え、論理的に思考する力を養うことを目指します。

(生徒感想)
初めて読みましたがとても難しかったです。自分は要約がとても苦手で、リベラルアーツでも要約する際に戸惑ってしまいます。ですが、この輪読会を通して要約のトレーニングもしていきたいと思いました。

難しかったけれど、読みきれた時の達成感がすごかったです!嬉しい!

【担当教諭コメント】
今後も様々な活動を通して、生徒たちの主体的な学びを促進し、生徒たちが未来を切り拓く人材へと成長することを確信しています。企業・大学連携も計画しておりますので、ご興味がありましたらぜひご連絡ください。新たな生徒たちの活動と9月の中間発表(2023年度報告) & 2月の最終発表(2023年度報告)が今から楽しみです。(山本 周・諸橋 陸)