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【高校GIC・STEAM】美術出版エデュケーショナルのnoteで紹介されました

美術出版エデュケーショナルは、図工・美術を通じ、想像力と創造力を育むことをサポートする企業で、図工・美術系の卸売業者として60年以上の経験を持ち、画材や美術用品を国内外から幅広く提供している会社です。この度、高校Global Innovation ClassのSTEAM授業のひとつ「色のかんかくストレッチ」を、美術出版エデュケーショナルのnoteでレポートしてくださいました。担当している二人の教諭からのコメントとあわせて、こちらで紹介いたします。

美術出版エデュケーショナルnote⇒コチラから

 

【教諭:山本 周】
「通学路って楽しいんですね!聖学院4年目にして初めて知りました。」 まさに今まで気がつかなかった自然の豊さ、人工物の違和感や不思議、物事の本質や仕組み、新しい視点が自分の中から生まれてきた瞬間です。ささいな変化、誰も気に留めないようなものや瞬間、見えなかったもの、あるいは見ようとさえしなかったものは、日常にもまだまだあるはずですので、彼らの感情や感覚を揺さぶって問い続けます。 テクノロジーによって加速度的に変化していく現代、誰もがあらゆるものをデザインできる環境。その中で、「暫定的な正解」を模索し、実験や挑戦を経て、失敗から学ぶ姿勢を育む瞬間を創ります。またここから新たに始まる「五感を使った空間デザイン」が楽しみです。

【教諭:諸橋 陸】
色というものは生徒や我々にとって最も身近な刺激でありながら、その刺激からは普段特に何かを感じることはありません。科学的には「見えて」いるものも感覚的には「みえて」いないものです。今回のストレッチやフィードバックを通して、生徒たちは少し世界が違ってみえるようになったような気がします。成果物をつくりながら、普段見逃していたものにこだわりや愛着がわいている背中をみて、こちらも思わず楽しくなってしまう、そんな活動でした。これからも、些細な刺激・現象をより感覚を研ぎ澄まして受け取り、自分たちのアウトプットにつなげてくれると嬉しいです。もちろん、理科の教員として科学的な視点も提供していきたいです。