【中3】糸魚川農村体験学習(前編)石のロマンと裸足で触れる田植え
中学3年生たちは、5月21日(火)から24日(金)に、新潟県糸魚川市で農村体験学習を行いました。今年で39年目を迎えたこの農村体験学習は全日天候に恵まれ、生徒たちの心と身体を大きく成長した3泊4日になりました。
初日は東京駅に集合し、新幹線で一路糸魚川へ。到着した後は、市の歓迎式典に出席し、早速クラスごとにフォッサマグナミュージアム、長者ヶ原遺跡、そして須沢海岸に出かけました。
フォッサマグナミュージアムでは、糸魚川や日本列島の成り立ち、糸魚川が石のまちと呼ばれる所以などを学び、須沢海岸では実際に石拾いに勤しみました。もしかしたらヒスイが見つかるかもしれない!と一生懸命に探していましたが、残念ながら今回は誰も見つけられなかったようです。ガイドの方に石を判定してもらいながら、様々な石が広がる海岸を楽しそうに歩きながら石を拾っていました。
2日目の午前中は、複数の場所に分かれての農作業です。畑を耕したり、用水路の泥をかきだしたり、草刈りをしたりと様々な作業を体験しました。生徒たちは初めての経験に慣れない手つきでしたが、全員が一生懸命に取り組み、心地よい疲れを感じていたようです。
午後はいよいよ田植え。青空の下、遠くには雪が残る山々を見ながらの田植えとなりました。東山ファームの方々の指導の下、最初は泥の感触に悲鳴を挙げていた生徒たちも、やっていくうちに慣れてきたようで、最後まで丁寧にしっかりと田植えをすることができていました。この苗が育ち、お米として収穫された際は、各家庭に精米したお米が届く予定です。(後編につづく)