【中1】「輝かそう!みんなの賜物共有会」を行いました
先般2月21日(水)、2023年度の中学1年生の学年行事として「輝かそう!みんなの賜物共有会」を実施しました。この共有会は、「自分の好きを共有し、他の人とつながる」というコンセプトに基づいています。中1生徒たちはもうすぐ中2に進級し、新たなクラスや関係性を築かなければならないという状況で、この1年間で「自己理解」や「他の生徒とのつながりを築けたか」という点が話題になりました。学年教員たちは議論を重ね、スクールモットーである "Only One for Others" に向けた一歩として、この行事を企画しました。
この共有会を運営するにあたり、有志で準備を手伝ってくれる生徒を募集し、15名の生徒が運営チームに参加してくれました。最初の骨子・準備作業は教員が指導し、その後の内容の多くは生徒たちが発案し、教員は伴走し、協働して準備を進めました。出演者募集要項の作成やオーディションの内容決定、出演者のCM制作、出演しない生徒たちの賜物を紹介する短編動画の制作、そして当日の運営など、様々な作業がありましたが、運営メンバー全員が「この共有会を成功させる」という強い意志を持って取り組みました。
そして本番では、オーディションに参加した8組の生徒が、講堂で自らの賜物を披露しました。楽器演奏、歌唱、ダンス、自分の賜物を表現した動画など、それぞれが独自の個性を示し、高いクオリティを見せました。司会運営も生徒が行い、円滑に行事を終えることができました。突発的な機械トラブルの際、司会がアドリブを効かせてうまく繋いでいる姿はとても頼もしく映りました。観客として参加した生徒たちも、この賜物共有会に対してほとんどが良い印象を持ち、出演者や運営チームに対する称賛の声が多く寄せられました。来年自らも挑戦したいという声も予想以上に多く聞かれました。今後、生徒が主体的に企画・運営できる土壌を育て、一人ひとりの賜物を共有し、発展していけたらと学年教員一同、願っています。(中1学年団)