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【GIC】サイエンスアゴラ2023に出展しました

VIVIWAREとのコラボ企画「メカニカル・サファリ・アドベンチャー」を出展

GICとフォトメディア部の高校生たちが、先般11月19日(日)に開催された、科学と社会を考えるイベントサイエンスアゴラ2023に出展しました。今年度は2つの企画で、日鉄日立システムソリューションズの皆さんやVIVIWAREの皆さんと、コラボ出展させていただきました。どちらもたくさんの来場者に参加いただき、本当にありがとうございました。

【企画①】
タイトル:SkyBerryJAMで色々なプログラミングを楽しもう!
出展者:日鉄日立システムソリューションズ / 聖学院高等学校
小学生から高校生まで楽しめるプログラミング体験コースをご用意。LEDを自在に光らせ、センサーを使ってロボットを自動コントロール。世界を作るプログラミング体験をやさしくサポートします。本格的なテキスト言語によるプログラミングを行いますが、専用のカードを使ってロジックを作ったり命令文に置きかえたりするので初心者でも安心です。ブロック型のビジュアルプログラミングから一歩すすんだ本格的なプログラミングの入り口を体験してみよう。

日鉄日立システムソリューションズの皆さんと高1の生徒たち

(高1参加生徒のコメント)
① 緒畑陽介
本格的なプログラム言語を使用し、LEDの色を変化させ、ロボットの自動コントロールなどをプログラミング体験しました。一見難しそうでも、専用のカードを使ってプログラムを簡単に組み立てることができるので、初心者でも小学生でも楽しむことができます。私たちはそのカードを使ってプログラミングをレクチャーし、指定されたプログラムを参加者と一緒に作る役割でした。最後までプログラミングを完成できた参加者の小学生が多く、喜んでいた姿を見て、自分たちも参加してよかったと思いました。科学を通し、たくさんの人との交流の中で多くを学ぶことができた一日となりました。

② 室谷悠太
プログラミングを通して、ロボットを自由自在に動かせることを知り、プログラミングについて興味を持ちました。カードの意味やコツなどを教えることが難しく、うまく動かないときなどの壁にぶつかっても一緒に学び、一緒に成長することができました。また故障したときや電池がなくなった際、自分が直せたときに「お兄さんカッコいい!」と言ってくれて嬉しくなりました。子どもたちの嬉しい姿を見ると自分も嬉しくて達成感を得ることができました。これを機に1人だけでもプログラミングに興味を持ってもらえると、やりがいがあると思いました。

一緒にプログラミングする室谷くん(参加したお子様の写真掲載許可済み)

【企画②】
タイトル:メカニカル・サファリ・アドベンチャー
出展者:聖学院高等学校&VIVIWARE
昨年、私たちはSTEAMという授業でデジタルとアナログを融合させた新しい楽しさとクリエイティブにおける可能性を感じました。ただの教科学習では感じられないこの新体験をもっと広め、共に感じてもらうためにこの企画を作りました。この企画ではSTEAMでも活用したVIVIWAREが独自によるcellをプログラミングし、それを実際に手元にあるロボットに装着してもらい、自分自身で操作しミッションをこなしてもらうものになっています。今まで画面の中でしか楽しむことのできなかったものを実際に肌で触れ、新しい楽しさとクリエイティブを体感してもらいます。

VIVIWAREの嶋田社長と高2生徒たち

(高2参加生徒のコメント)
① 栗原一眞くん
今年度のサイエンスアゴラ出展を終えて最初に思った事は「終わったなあ...」でした。
実はこのサイエンスアゴラで出展したのはたったの一日なのですが、準備した時間は半年以上ととても長いものでした。
準備をしている中でやりたかった事が思った通りにできず、メンバー内でいざこざがうまれるなど困難がありました。それでも試行錯誤を重ね諦めずに準備を進めていき、なんとか出店することが出来ました。そしてたくさんの子どもたちと触れ合うことが出来ました。
今回のイベントを通して出来たこと、出来なかった事はたくさんあります。この経験を通して次回はより良いものを目指していけたらなと思います。

② 小泉遥生くん
2023年度サイエンスアゴラに無事出展できました!半年以上の準備期間を終え、成果を出すことが出来てとても良かったです♪
沢山の参加者に自分達のワークショップを披露し、約70人以上の子供たちに教えることが出来ました。子どもたちにプログラムを教える際に、専門用語などの難しい言葉を使わないで伝えることが一番難しかったですが、子ども達が楽しそうにチャレンジしていて、それを見てる親も楽しそうに見ていたのでとても嬉しかったです。
参加していただいたご家族の方々から、いつからやっていて、学校ではどんなことをしているのかよく聞かれ、GICの活動発信もできたのでとても良かったです!

子どもたちとの触れ合いも楽しいプログラミング

(担当教員:山本 周)
普段STEAMなどの授業ではプログラミングやICTツールを活用し、ものづくりをしながら学んでいる生徒たちですが、今回は様々な年代や経験値に合わせた声かけや来場者自身の気づきや発見を促すことが重要であり、サポートの仕方を変えなければならないという新たな発見があったようです。普段、「モノ」の使い手マインドから作り手マインドを得ることもでき、今後、彼らの日々の学びの姿勢にも良い影響を与える経験でした。さらに私が個人的に一番嬉しかったこととしては、昨年度参加した生徒が企画から当日の運営までオリジナルイベントを開催し、体験が経験へ変容し、学びが自分ごとになっており、非常に頼もしいです。来年度はよりスケールアップして、参加できたらと思っております。