【高3LHR】OB講演会、受験生にエールを送る
高3は、11月15日(水)5限のロングホームルームの時間に、フューチャーセンターでOB講演会を行いました。参加は自由です。
一般入試に臨む高校3年生にとって、11月は苦難の時期です。がむしゃらに量を積み上げる「動」の学習と、演習問題を通して現在の自分を冷静に見つめる「静」の学習を、残された時間と睨めっこしながら取り組む。多くの者が自分の理想の数値に届いておらず、「断念」や「妥協」の文字が頭の中にちらつき始める、そんな時期です。
そんな中、2人の先輩が立ち上がってくれました。昨年度聖学院高等学校を卒業した、元C組の五十嵐くん(青山学院大学在学中)と、川村くん(東京外国語大学在学中)です。もっとも年代が近く、現役生の気持ちを痛いほど理解している自分たちが語ることで背中を支えることができればと、今回名乗りを上げてくれました。
集まった高3たちは、「やる」と言って実際やれてない現状や今の成績で安心してしまっている状況、本気で合格したい、後悔したくない、そんな悩みを抱えていました。OBの2人は、自らの体験談を交えて熱心に語りかけました。己を信じること、学校を最大限利用すること、勉強の方法論、その先へのつながりなどを自分の体験を交えつつ、時に厳しく、時に包み込むように話をしてくれました。
講演会終了後、たくさんの生徒たちが先輩や先生の元へと話をしに行く姿がみられました。この場に集まったことは、自分の可能性を少しでも信じたいという気持ちの証です。卒業生2人のOnly Oneに多大な感謝をしつつ、最後まで現役生を応援したい気持ちが強くなりました。(進路部長:井上 渉)