学校法人聖学院創立120周年を祝して
このたび学校法人聖学院は、紡がれてきた多くの祈りの中で、創立120周年を迎えました。幼稚園から大学院までを擁する本学院は、そこに連なる各学校教育において学齢の異なる園児・児童・生徒・学生がいます。それぞれの学齢に合わせて、「聖学院の歴史」と「時代に応える一貫教育」の価値をひもとき、歴史と教育を語り共有する時間として、式典を行いました。
【聖学院創立120周年記念式典・パイプオルガン奉献記念音楽会】
10月28日(土)10時00分から、聖学院大学のチャペルにおいて、聖学院創立120周年記念式典が行われ、各学校の教職員が一堂に集い、記念礼拝をささげました。
前日本基督教団総会議長で聖学院中学校高等学校卒業生の石橋秀雄牧師よりメッセージをいただき、礼拝後には聖学院教会オルガニストの山田康弘先生によるオルガンコンサートが行われました。女子聖学院短期大学時代からの夢であった「チャペルにパイプオルガンを」との願いが創立120周年の記念の年に実現したことを共に喜びました。
【聖学院中学校高等学校・女子聖学院中学校高等学校合同礼拝】
10月30日(月)に、駒込キャンパスにある男子聖学院と女子聖学院で、合同の記念礼拝を男子聖学院の講堂で行いました。合同礼拝は2回に分けて、午前8時50分~9時35分は高校生たちが集まり、11時40分~12時25分は中学生たちが集まって、それぞれで120周年を共に祝い、祈りの時間を過ごしました。
日本キリスト教団滝野川教会牧師の東野尚志牧師からは、先人たちの想いが繋がって今日この日を迎えられた喜びと、この先の聖学院の未来を祈るメッセージをいただきました。礼拝のあと、男子・女子の有志生徒による合同プロジェクトの発表では、「互いに支え合って歴史を紡いできた両校であるからこそ、これからは互いの繋がりを深めていくことが大切であり、聖学院全体の大きな節目である今こそ、先人の聖学院に対する想いを受け止め、受け継いでいきましょう」との力強い言葉がありました。
その後、中学記念礼拝ではそれぞれの校歌を互いに歌い合い、聖学院創立120周年を喜び祝いました。120年の歴史で初めて行われた男女合同での礼拝は大きな恵みのときとなりました。(チャプレン 久保哲哉)