【高2】第11回理科課題研究発表会 9月30日(土)
高校2年生の理系を選択する生徒36名が、半年間取り組んできた研究の発表会を行いました。今年の会場は、大会議室です。理系を選択する生徒たちは、高校1年生の2月頃から、課題研究のガイダンスをうけ、自分の問いを探り始めます。高校2年生になると、それぞれ担当の教員の指導のもと、4月から研究テーマの絞り込みを始めます。
研究テーマは、多種多様です。「グリコ(ジャンケン)の必勝法」「チャットGPTで学校の課題を」「ディズニーリゾートのBGM」といった高校生ならではの楽しいテーマがある一方で、「スロッシング現象の抑制方法」「ダイラタンシー現象」といった大学生レベルのテーマに取り組む生徒もいます。そして生徒たちは、仮説や実験方法の策定をした上で、夏休みに実験に取り組み、新たな発見や考察を重ねます。その成果をまとめた材料を1枚のポスターで仕上げ、当日の発表会ではスライドにさせて臨みます。
半年間かけて進めたきた取り組みなだけに、どの生徒の発表にも熱意があふれていました。さらに見学に来た高校1年生からも活発に質問が出るなど、発表会場は熱気に包まれていました。この経験を乗り越えてきた全てのミニ科学者たちが、世界を探究する真の科学者になることを願っています。(理科:相澤 睦)