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【中2理科】科学者になって探究の成果を発表しよう!

分担を決めて実験に臨む生徒たち

本校の中学理科教育は、「知的好奇心」を育てることを重視しており、「なぜ?」の気持ちをたくさん引き出し、仮設を立て、実験・観察で科学的思考を鍛える取り組みを行っています。
中2は、科学者レベルをアップすることを目的に、1学期から続けてきた実験のいくつかをもう一度ループさせ、初めの結果とは異なる成果や視点を変えた実験を重ねて、本日理科探究発表会を行いました。

科学者ループを説明する玉木教諭

各々発表するための準備をする生徒たち

【ループさせる実験例】
・ ホッカイロ(鉄粉と活性炭をまぜたものに食塩水にまぜると発熱)
・ 水の電気分解(陽極、陰極のどちらから何の気体が発生するのか)
・ マグネシウム粉末の加熱(燃え方の観察)
・ ヴィンテージ銅(酸化銅の燃焼、理科室に眠っていた古い銅も材料に)

ホッカイロの材料を袋に入れて振ります

試験管を見つめる生徒たち

実験途中で試行錯誤するのも大事

銅の違いで燃え方や色合いが変わります

実験映像や考察を、自分たちのiPadを使って記録していきます。これらの記録が、発表会で使用するレポートの材料です。

変化していく様子をじっくり動画におさめます

実験結果は考察だけでなく根拠となる数字も記録

【発表会】
普段職員会議等で使用する大会議室を発表会場に整え、1グループ5名前後の班に分けて、グループ内ひとり約3分で発表します。ホワイトボードには、各々が用意した探究レポートのスライドをプロジェクターで映し出し、①自分が何に興味をもったのか、②どんな実験をして検証したのか、③何を伝えたいのかをポイントに、科学者になったつもりで話しました。聞く生徒側のうち、ひとりは発表者の動画を撮影。こちらも探究レポートと一緒にロイロノートへ提出します。

科学者として探究レポートをしっかり伝えます

「なぜ?」の発端は丁寧に説明

スライドの中には動画データも入れました