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【高校旅と鉄道部】オハネフの宿とサンライズ瀬戸を満喫した四国合宿 8月20日(日)~23日(水)

オハネフの宿の前で記念撮影

今年の高校・旅と鉄道部の夏合宿の旅先は、四国です。糸魚川合宿より日数も多いので、高校生を中心(一部、中学3年生も参加)にOBの先輩も参加しました。コロナ禍にあって今まで合宿に行けなかった分、「あの場所に行きたい!」「あの鉄道に乗りたい!」など、初めての合宿に参加する生徒たちの思いは強くあったようです。

今回の目標は、「オハネフの宿に泊まる、サンライズ瀬戸に乗る」ことでした。特にサンライズは、乗車チケットが取るのが困難な列車として知られています。今回「チケットが取れた」ところから、この合宿の企画がスタートしました。

合宿初日、東京方面から東海道本線で西に向かいます。青春18きっぷを使って、熱海、興津、浜松、豊橋、米原で乗り換えをして、11時間ほどかけて姫路に向かいました。浜松~姫路はグループに分かれ、大阪で阪急電車に乗ったり、他のJR路線に乗ったりして、姫路に向かいました。

東海道線を乗り継ぎました

車窓から見える関ケ原駅付近の美しい自然

2日目、姫路から岡山、瀬戸内海を渡って、香川県の坂出に向かいます。昼食は1時間だけ営業している「日の出製麺所」で讃岐うどんを食べました。味もよく、値段も安く、地方から車で食べに来るくらいの混雑ぶりでした。

岡山駅にて出発時間を確認

瀬戸大橋を渡ります

美味しかった讃岐うどん

そのあと、坂出から鉄道、バスを乗り継ぎ、観音寺市にある「オハネフの宿」に向かいました。寝台特急ブルー・トレインで活躍していた客車部分を宿泊施設として営業しているところに泊まりました。「オハネフ」とは客車の形式を表す記号で、気になる人は調べてみてください。鉄分たっぷりの宿泊施設で、写真をとったり、昔のブルー・トレイン気分を味わって生徒たちも大興奮でした。山の中に宿舎があるので、瀬戸内海に沈む夕日や星空が美しかったです。

到着早々ブルートレインを前に夢中になって撮影する部員たち

自分で衣装を用意した部長

瀬戸内海と夕焼けがきれいです

ブルートレインと記念撮影

3日目は、宿舎のすぐ近くにロープーウェイがあり、上がった先には四国88か所霊場の1つである雲辺寺や、天空のブランコなどインスタ映えスポットが点在していました。標高1,000m位のところにあるので、瀬戸内海や讃岐平野を一望できました。

山頂の天空のブランコを楽しみます

再び宿に戻り、グループごとで鉄道ルートを設定し、高松に向かいました。高松で、ことでん(高松琴平電気鉄道)に乗った生徒も多くいました。いよいよ高松駅から、21時過ぎ、最後のメインイベント「サンライズ瀬戸」に乗車しました。ノビノビ座席に乗車し、合宿最後を楽しみました。車内設備のひとつひとつ、車内放送など、すべてがイベントでした。岡山駅で「サンライズ出雲」と連結シーンを見ることができたことも印象的でした。

高松からサンライズ瀬戸に乗車

みんなが乗ったノビノビ座席の車両

サンライズ出雲・瀬戸の連結(岡山駅)

東京駅でサンライズとお別れ

そして、朝7時過ぎに無事に東京駅に着きました。新旧の寝台列車に乗り、鉄分を十分補給された3泊4日の合宿でした。(顧問:鹿島永好、松野 寛、宮 聡)