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【中高】VIVITA ROBOCONに出場しました

参加した生徒たちと山本教諭・諸橋教諭

先般、4月2日(日)にコクヨ本社(The campus)にて、VIVITA ROBOCONが開催されました。全国の各拠点から、さらに海外からの参加も含め全27チームで競われ、聖学院からは中学生を中心に4チーム(中学生 3チーム、中高生 1チーム)が参加しました。

VIVITA ROBOCONは、はじめてものづくりする人でも楽しめるロボットコンテストであり、子どもたちが自分のアイデアを具現化するオリジナルロボット製作プロジェクトです。課題解決に向けてロボットの仕組みや構造を考えて製作し、プロジェクトを自分の力で推進します。

聖学院からの参加者は、校内で実施されたGILのロボコン(記事はコチラから)に参加した生徒が今回の全国大会に挑みました。準備期間は約1ヶ月、少ない時間ではありましたが春休み中はほぼ毎日来て、校内のファブリケーション施設やVIVITA NITOBEさんのところにもお伺いして、自分たちのオリジナルロボットを完成させました。

大会当日は、チーム内で「重心を前に!」「二人で協力して!」「もう少し!いけ!いけ!」など仲間に声援を送りながら楽しそうに参加していたのがとても印象的でした。大会終了後には年下の小学生たちのすごいロボットに「来年はもっとたくさんボールを取って、会場を沸かせるようなロボットを作ります!」と話していました。今後の活動にも期待です。(引率教員:山本 周、諸橋 陸)

校内にあるファブラボがロボコンの活動拠点!

ロボコン会場は、コクヨ(株)が運営する「働く・暮らす」の実験場

【参加した生徒のコメント】

● 韮山豪太くん(中2)
僕は初出場でしたが、先輩方が優しく「それだったらこうしたほうがいいよ」声かけてくれて、半田鏝の使い方やデザイン案などを学ぶことができ、先生やVIVITAの方がプログラムなど丁寧に教えてくださったことで、無事にロボットを作成することができました。試合中はアクシデントが起こってしまい、18点という点数になってしまいました。僕は今回の大会を通じて、一ヶ月弱の作業時間では足りないと感じたので、次回からは随時VIVITAロボコンのHPを確認し、ルールが開示され次第設計を始めたいと思います。次回からのロボコンも頑張りたいと思います。

韮山くんと北川くん

● 北川裕葵くん(中2)
今回僕はボールを取ることを目標にしました。今回の結果を振り返ると少し缶も動かせるようにすればよかったと思いました。だから次回は気づいた事を活かしたいです。

● 市川泰志くん(中2)
ロボットを作る時、正確な位置に穴を開けるのが難しくて時間も無かったので、テンプレロボで出場しました。次回は空き缶を掴めるアームを作ってみたいです。先生方、ご指導ありがとうございました。

市川くんと神山くん

● 神山暖叶くん(中2)
ロボの工夫の時に、余りアイデアが思いつかなくて、詰まってしまったので、次はそこを改善したいと思いました。また、思ったよりも機動力が必要だとわかったので、機動力も増やしたいと思いました。改善点はたくさんみつかりましたが、とても楽しかったので、来年も参加したいと思いました!

● 藤井舵人くん(中3)
僕たちのチームはインフルエンザにかかり、製作期間も他と比べて短くなってしまいましたが、最後まで諦めずに取り組んだことが、22点に繋がりました。何事も最後まで諦めずに取り組んでいこうと思った。今回のロボコンで、3Dプリンターやレーザーカッターなどの使い方を知り、上達したので、次回は更にレベルアップした作品を作ろうかなと思いました。また、今回のロボコンで、足りなかった事が明確になったので、次回はしっかり準備して、臨みたいと思います。

藤井君と光本くん

● 光本圭佑くん(中3)
途中インフルになってしまいとても他のチームに比べ少ない期間だったが、聖学院チーム最高得点の22点も取れてよかったです。自分たちがやる側でも、他の人たちがボールを取ったりするのを見る側でも楽しめたので、またこのような機会があれば参加したいと思いました。次に参加した時は、アームが上の方に届かなかったりしていたので、そこを改良したり、二つのロボット間でもう少し連携を取れるようにしたいと思いました。

● 永井健太くん(中3)
私は、去年網倉先輩と滝澤先輩と一緒出場して、あまり点数が取れず悔しくて「来年こそはオリジナルのロボットを作って点を取りに行くぞ!」と思い、今回臨みました。ロボットの制作では缶の担当になり、短い期間だったのでガムテープ貼りまくりのデザイン度外視衝撃に弱いロボットにはなってしまいましたがなんとか完成させることができました。練習中にはロボットの特性上モーターを何度か焼き切ってしまったり、仲間がミスで壊してしまったり、大会でスタートすぐにハンダが取れてしまうなどなどハプニングもかなりありましたが、前より良い点数を取ることができてとてもよかったです!
VIVITAの皆様並びに先生方や一緒に出場した仲間の方々、ありがとうございました!!また来年もチャレンジしたいです!

● 滝澤瑞貴くん(高2)
今年は、缶を取れるようなアーム作りを学べ、また、去年に比べてロボット操作が上手くなったと感じています。次回のロボコンでは、今までの経験を振り返ってより多くのボールを取ったり、缶をしっかりと立てたりすることができるように改良したロボットを作ってみたいです。今年のロボコン、とても楽しかったです!

クレーンロボットに興味津々な滝澤くん

● 網倉雄太郎(高2)
今回は、経験者チームとして、去年ロボコンに出てからともに戦ってきた滝澤くんや永井くんをずっと見ていました。練習をしている姿は一緒に1年やってきて、とても熱意を感じました。彼らと取り組んでいると、また、一緒に何かをやりたいなあと感じています。
僕は、今回は、どんなことがあってもひたすらに楽しむことを決めていました。去年出て、その楽しさを知り、レーザーカッターや3Dプリンターを使って作ること自体、普段できない経験をたくさんしました。未来への経験です。
制作過程の中でのハンダ接着やアーム制作、プログラム制作など、黒いセルを貸してもらってから本番の5分が終わるまでの制作時間からの勝負は山あり谷あり事件あり笑いありでした!今年もロボコンに出られたことに感謝です!!

永井くんと網倉くん