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【中1GIL】VIVIWARE Cellを用いてロボットレースコンテスト

みんなで相談しながらプログラミング「ロボットよ、動け〜!」

土曜日の放課後に開催しているグローバル・イノベーション・ラボ(GIL)では、3学期にVIVIWARE Cellを用いてロボットレースコンテストを行いました。中1を対象にして110名以上が集まり、全31チームに分かれて取り組み、最終日はレース本番に臨みました。

VIVIWARE Cellとは、VIVIWARE株式会社によるプロトタイピングツールであり、ロボットに取り付けたCellと生徒のiPadを接続することで、無線でプログラムを実行することができます。ロボットはモーターを用いた車型であり、ラジコンカーのように縦横無尽に動きます。今回はこのCellがモーターやアームを動かす役割を担っています。

【day1】
前半:VIVIWAREの体験
後半:組み立て(機体とアームは完成、それをドッキングするところのみ)、アームの調整
ゴール:VIVIWAREの仕組みの理解、全チームがロボット完成
iPadとCellを接続し、音を鳴らす、モーターを動かすなどのチュートリアルをおこないました。

プログラミングもロボットもチームの個性がでます

アームを改良中「ここにスチレンボードをつければ、たくさんボールが取れるかも⁉」

【day2】アームの改造とコース体験
各班に配られたロボットを改造する段階に入りました。あらかじめレースの種類、ルールなどを確認したうえで、生徒たちはよりボールをたくさん取れるようにスチレンボードなどを使用し、ロボットアームを改造しました。

ボール取りコース

本番のコースで調整中

何度も試行錯誤を繰り返しながら

【day3】レース本番
最終調整をした自慢のマシンをフィールド上で走らせ、他の班と競い合いました。当日の成績に応じて表彰(優勝とグッドデザイン賞)をしました。

 

【担当教諭より】
昨年度に引き続き、VIVITAのロボット大会を校内で実施しました。昨年度も今年度も、参加者100名を超える日本最大級の規模になりました。今年度はアーム改造とプログラム改良を目的としたことで、ボールをたくさん取るために各チーム思考を凝らせ、様々なアームが取り付けられたロボットが誕生しました。プログラミング的思考の習得だけでなく、チームで試行錯誤しながらものづくりをする生徒たちは普段の授業とはまた異なる学びを得ているようでした。

さらに、これらを経験した生徒がロボコンに参加します!来月4月2日(日)に開催されるVIVITA ROBOCON in Tokyo 2023に、中学生3チームと中高合同1チームが挑戦します。

また、聖学院では日々の授業、課外活動、外部活動の連携を図りながら、様々な形で生徒の活動の場をつくっています。

(過去記事)

授業連携:ユーザーからエンジニアへ!からくり装置づくり⇒コチラから
からくり装置の制作活動を通して「電気を使って便利になるとは?」を生徒たちと考え、「電気を使う人(User)」ではなく「電気を扱う人(Engineer)」としての視点の獲得、 また「からくり装置の中にある面白さの本質は何か?」も考えています。

外部ロボコン大会、ワークショップ企画・運営:聖学院ロボット好きたちの挑戦~ワクワクの伝播~⇒コチラから