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【高1】統計データ分析コンペティション2022にて『審査員奨励賞』を受賞

受賞した高1生徒たち(左から佐竹くん、北原くん、中谷くん)

高1の中谷祐貴くん、佐竹正裕くん、北原櫂人くんが、この度、統計データ分析コンペティション2022において、『審査員奨励賞』を受賞しました。※「統計データ分析コンペティション2022」報道資料はコチラから

 

彼らがコンペティションに参加したきっかけは、宿泊行事のソーシャルデザインキャンプや金沢MoGにおいて、地域創生や商品開発、起業について触れ、それらをよりデータを用いて自分たちのアイデアを考えたかったから、とのこと。

担当した山本 周教諭によると、初めはスプレッドシート上の大量の数字に「諦めます...」と言っていた生徒たちが、最後には「こんな本気になったの初めてです!」と目を輝かせ、山本教諭自身も思わず笑ってしまったそうです。

統計・データサイエンスの分野は、今年度よりスタートしている情報Iにおいて、高2のSTEAM(データサイエンス)をアレンジした形で実践してきて、これらの学びが原体験となり、スキル習得や論文作成へ発展し、結果、賞までいただけて、山本教諭自身も良い経験をさせてもらえたと話していました。

改めて、本当におめでとうございます!
生徒たちからの受賞コメントを紹介します。

 

論文タイトル:脱炭素社会に向けてサステナブルなまちづくりをしていくためには?

<中谷>
まず、参加した動機としては、統計データというものに興味があり、コンテストに参加してみたいと思ったから。自分自身の中でまちづくりというものにとても関心があり、統計というツールを用いて分析したいと思ったからです。このコンテストに参加してみて、統計データとしてしっかりと出すことは意外と難しいと感じました。まだ、スプレッドシートやRESASをうまく使いこなせず、手こずった部分もありましたが、みんなでやりきれることができたので良かったです。今後はもっとコンテストにも参加し、社会に出てもこのスキルを活かせられるようになれたらいいと思います。

<佐竹>
私は、統計グラフコンクールやデータなどにはあまり興味がありませんでした。しかし、今年5月のソーシャルデザインキャンプのチームメンバーだった中谷君が誘ってくれたことがきっかけで、活動を始めようと決意しました。私はあまりIT機器を使った取り組みが得意ではなかったため、最初は乗り気ではなかったのですが、先生方の優しい支援や仲間たちと一緒に制作をするにつれて、徐々に使いこなせるようになってきました。最終下校時刻まで残ったり、夏休み中も学校に通ったり、メンバーと一緒に取り組んだ活動はかけがえのない時間になり、統計データを使うことが難しくて悩んだこともありましたが自分たちなりに進めたことで、完成させることができました。今後は統計データのスキルを様々な授業や場面で活用していきたいと思います。

<北原>
自分は、金沢MoGの期間中、会社の情報やアンケートの分析が全然うまく行かず、メンターの方々に助けてもらっていました。そんなとき中谷くんから誘われ、ツールを学びたいと思い参加することにしました。情報の選別や取得が難しく、一見関係なさそうな記事や研究論文にとても関係あることが書いてあったり、論文中にある小さな事柄も自分達には重要だったり、何十ページもの論文から見つけ出すのは苦労しました。今後は、スプレッドシートのツールを理解し、集めたデータをわかりやすくまとめ、テーマをブレインストーミングして多くの項目を出し、より正確で必要なデータをつくることができるよう、進化していきたいです。