【総合探究】メディア情報リテラシーを学ぶ~その情報、本当に正確ですか?~
インターネットの普及に伴い、誰もが情報を発信し、誰もが多くの情報にアクセスできるようになった昨今ですが、インターネット上に溢れる情報は正しい情報と間違った情報が入り混じり、私たち自身も振り回されていることが多くあります。そのため、間違った情報を見分けることができる、情報発信者の意図を理解することができる、つまりメディア情報リテラシーを身に付けることは、これらの情報から自分自身を守るために必要であると考えます。
6月8日(水)5限に行った、高1総合探究の時間に、株式会社インフォハントのCEOである安藤未希さんをお迎えし、私たちの身の回りで起こっている誤情報や、正しい情報を知るための確認方法などを学びました。
安藤さんは生徒たちに、様々なフェイク動画や操作された写真・記事を用意してくださり、「どっちが本物でしょうか?」クイズを問いかけました。生徒たちは、周りのクラスメイトと相談したり、「こっちが本物だ!」という生徒の発表を聞いたりしながら、右往左往しつつ、見極めていきました。
また、安藤さんは、コロナ禍で様々な情報が飛び交った日本社会において、誤情報への接触状況や、どれくらいの人が誤情報を信じて拡散してしまったかなどについてを調べた総務省のデータを紹介してくれました。情報を見分ける力は年齢にあまり関係がないことも知りました。そして、世界には誤情報によって、自身の正義のもと行動し犯罪になってしまったケースなども伺いました。
正直、学校の中で起こるSNSトラブルは、年々増加傾向にあります。気軽に発信や拡散していたものが誤情報で、知らないうちに巻き込まれて悩んで失敗するケースもよくあります。生徒達自身が、情報を見極め考える力を訓練することが本当に大事で、生徒だけでなく大人である私たちも根気強く学んでいきたいと思います。
安藤さん、本日はありがとうございました!引き続きどうぞよろしくお願いいたします(株式会社インフォハント安藤さんの取り組みはコチラから)