3月2日(土)高校卒業式、196名が旅立ちました!
「ホームルーム」クラス活動の場を中学からはそう言います。
ここは皆さんのお家、つまり、活動の起点になる場所なのですから、心の落ち着ける場所にしてゆきましょう。
中学1年生の担任の先生は入学したての私たちにそのように言われました。
そして、私が高校に上がり、生徒会本部役員として初めて行った仕事は「ホームカミング」。
卒業生が久しぶりに母校へ集う会合のお手伝いでした。
聖学院生にとってここはいつまでもホーム、自分の家のような場所なのです。【卒業生代表の言葉より】
196名の卒業生はみな晴れ晴れした姿で旅立ってゆきました。
中学から高校へ、多感な6年間を共にすごし、自分を包み隠さず見せ合った仲間は、
生涯にわたってその関係を続けてゆきます。
仲たがいをして何か月も(あるいは何年も)言葉を交わすことさえ途絶えていたけれど、
どちらからともなく歩み寄り、元の良好な関係を回復させた。
卒業式の前後には、そんな話を毎年いくつか耳にします。
一生の友、それは家族同様に近しい存在であり、強い絆を育んだここ聖学院は、かけがえのない「ホーム」なのです。