【スキー・スノーボード教室】聖学院が小丸山に帰ってきた!
2021年度最後の学校行事であるスキー・スノーボード教室を行いました。3月22日(火)から3泊4日の日程で実施し、場所は長野県北志賀小丸山スキー場。参加生徒は118名です。
コロナウィルス感染拡大のため19年度と20年度は中止となり、3年ぶりの実施です。北志賀グランドホテルを貸し切りで使わせていただき、感染症予防に充分配慮しました。
中学1年生から3年生までの参加者は全て初参加。ホテルの乾燥室の場所も、食堂の場所も分かりません。さらに、この2年間はコロナ禍のために充分に体を動かすことができず体力の低下も否めません。そのような状態なので、初日からハプニング続出。乾燥室で自分の名前シールの貼ったブーツが見当たらない…。部屋で着替えていたら、足の裏に床のトゲが刺さってしまった…。スーツケースの中にカギを入れたまま南京錠をロックしてしまった…。レッスンで少し滑ったら頭痛がしてきた…。靴のサイズが合わず足が痛くて滑れない…。持参したゴーグルを着けようとしたらバンドが切れてしまった…。まさに、3年分のハプニングが「待ってました!」とばかりに出てきました。
でも、これもこの行事が開催できたからこその、嬉しい悲鳴です。ゲレンデで滑る参加者たちはみんな笑顔。ゲレンデを滑り降りてくる度に「楽しいです!」「サイコー!」と笑顔が弾けていました。到着の際に降っていた雪もやみ、4日間を通して気持ちいい晴天の中でスキーやスノーボードを楽しむことができました。
この行事開催のために、半年以上前から準備に準備を重ねました。ホテル関係者や保護者の方をはじめ、多くの方からご協力とご理解をいただきました。本当に感謝の思いでいっぱいです。その思いは、参加した生徒達も同じでした。最終日の食事の際に、1年生の近藤大翔君が捧げてくれた感謝の祈りにそれが表れています。
「愛する天のお父様、今日までお守りくださりありがとうございます。この4日間でスキーが上達したし、何よりもとても楽しかったです。この行事を計画してくださった聖学院の先生たち、ホテルの方々、スキーやスノーボードの先生たちに心から感謝します。1年の最後の思い出をとても楽しいものにできて、本当に嬉しいです。レッスン中、そして4日間僕たちをお守りくださり、ありがとうございました」
50年以上続いてきたこのスキー・スノーボード教室が、来年も、またその次の年も、生徒たちの楽しい思い出づくりの場としてずっと続いていくことを願ってやみません。(保健体育科主任 髙橋孝介)