【高1現代文】架空の大学入試問題を作ってみよう!
高1(A~D組)で3学期に実施している現代文のPBL授業を紹介します。この授業を準備してきた土屋遥一朗教諭は、高1C組の担任でもあり、生徒たちにとって憧れの存在で、土屋教諭の周りはいつも生徒たちの笑顔であふれています。
【タイトル】
「架空の大学入試問題を作る」
【目的】
(生徒):実際の大学入試問題を研究し、自らも作成・解説してみることで、大学の求める人物像やスキルからどのようなテーマの文章・問いが出されるのかを知る。単に問題を解くだけではなく、作問意図や文章のテーマといった広い視野をもって、現代文の初見問題に取り組めるようにする。
(教員):PBL型の内発的動機による探究学習に、知識・技能の基礎学力的要素も取り入れる。模試対策や大学受験の意識といった情報伝達講義になりがちな授業を、生徒が楽しみつつ行えるものとする。
【ながれ】
① グループ分け→大学名・偏差値・求める学生像をつくる
[大学研究]や[「出題者の狙い」を意識する視点]をもちながら
② その学生に読ませたい、解いてほしい文章を選ぶ
[探究型読書:各自選定][ビブリオバトル:代表決定]
※ビブリオバトルとは、本の紹介コミュニケーションゲームです
③ 現代文の大問ひとつ分を作成〈評論:20分100点満点〉
[担当問題=自分の強化したい問題を研究&作成]
[模試・参考書・共通テスト・大学過去問を研究する]
〈オンライン授業で問題公開→入試期間で解く〉
④ 作成グループから問題の意図と解法の解説×6グループ