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【中学入試】4日目、グローバル思考力入試のテーマは「くだもの」

レゴ®ブロックとりんごのコラボレーション

2022年度入試4日目の本日は、本校の中学入試最終日であり、グローバル思考力入試を行いました。1日目実施のものづくり思考力で重視している創造的思考と、2日目実施のM型思考力で重視している批判的思考・デザイン的思考、そして双方で重視している協働的思考の3つを問うのがグローバル思考力であり、今回のテーマは「くだもの」です。

【出題の流れ】
① 朝8時30分~ 資料やレゴ®ブロックを使った思考力の作業を展開(80分)
② 10時00分~ 協働振り返りの時間(30分)
③ 10時45分~ 個人面接(ひとり約20分)

会場はフューチャーセンター

採点教員たちは受験生の作業を常に巡回

はじめの80分間で受験生たちは、好きなくだものやくだものの良さを考え、用意された資料集からくだものの産地・栄養・加工品・絵画・うた・生産量・購入数量・世代別摂取量・消費量の国際比較などの情報を得て、「くだものによって生活が豊かになる場面」をレゴ®ブロックで表現する作業を行いました。実はレゴ®ブロックだけでなく、本物のりんごやみかん、ゴム風船などもアイテムとして作品に加えることができます。
途中、くだものに関する課題の聴解があり、資料集を振り返りながら解決策を考え、書き記す時間もありました。

資料集にはくだものの情報がいっぱい

くだものと家族の団らんの場面

ゴム風船をふくらませて使う受験生

みかんとゴム風船がストローでつながれています

聴解で課題を読む井上教諭

協働振り返りの準備、自分の考えをまとめます

協働振り返りの時間では、受験生たちは他の人たちの作品と発表を聞いて、新たな発見を見出し、自分の考え・作品・作文を見直したり付け加えたりしました。そして、完成した作品とともに、個人面接に臨みました。作品を用いながら、くだものの価値とは何か、くだもので得られる幸せとは何か、社会や環境にどのような影響を与えるのか、自分の意見をアピールし、面接官たちの質問に一生懸命答えていました。

たくさんの作品が並べられて面接がスタート

面接官が作品に対する質問をします

受験生たちの想いがこめられた作品はどれも見事で、彼らがこの入試で取り組んできた時間は、日本社会・世界課題に真っ向から挑戦していった証であり、聖学院が大切にしているマインドを持った素晴らしい受験生たちでした。
受験生の皆さん、聖学院を見つけて選んでくれて、そして聖学院と向き合ってくれて本当にありがとうございました。

受験生の皆さんたちの歩みが、これからも強く守られますように