【高2保健体育】ライフキネティックによる脳機能改善体験
私たちは、1,000億の脳細胞を生まれ持っているといわれています。しかしその膨大な脳の大きな能力のごく一部しか活用できていません。
ドイツで生まれたライフキネティックは、誰でもできる簡単な動きを通じて脳に刺激を与え、脳機能の向上と神経の伝達機能強化を促すことを目的とし、世界中で老若男女・職業問わず脳の力を引き出す活動をされています。11月8日(月)の高2E組保健体育の授業では、日本支部のトレーナー・飯塚さんをお迎えし、体験会に臨みました。
飯塚さんからプログラムの説明を受け、生徒たちは着席のまま、飯塚さんの指示のとおりに体を前後左右の四方向に傾けます。「右」と言われれば右に傾けるのですが、前後左右の指示を数字や色に変換されると、脳と体の回路が混乱するようで、なかなか思うように動けません。
続いて、用意されたお手玉のようなボールを使って、投げて受け取る動作を行います。こちらも単純な動きから少しずつ変化させたり、個からペアでの動きになったりすると、生徒だけでなく先生方もドタバタしはじめました。頭ではわかっていても体がついていかない様子です。
顔・手・足の指示が見えるアイコンをなぞりながら、リズムにあわせて手や足を動かすトレーニングも行いました。はじめは順調だったトレーニングも、リズムが早くなったり、動きが複雑になったりすると「あ!ミスった!」「今どこだ?」と大混乱。
しかし、こういうときの失敗は本当に意味での失敗ではなく、脳が新しい回路をつなげようと働くサインであり、しなやかなマインドをつくるための変化なので、エラーを気にせず何度でもチャンレンジしてほしいと、飯塚さんは教えてくださいました。そして、それが年齢を重ねても脳をやわらかくさせ、健康で豊かな人生につながることを教えてくださいました。飯塚さん、ライフキネティックの皆さん、今日は本当にありがとうございました!