【中学】自由研究発表会を行いました
今年6月から始まった中学全学年による自由研究の取り組みの集大成となる発表会を、先週10月23日(土)、講堂で行いました。中1は9時20分から、中2は10時35分から、中3は11時50分から、学年毎入れ替えで講堂を使い、各学年10名(各クラス2名)の代表がステージに登壇し、各々で用意したスライドをタブレットで操作しながら発表しました。
研究テーマはその名のとおり、自由です。生徒の数だけ取り組んできた色とりどりのテーマと研究の形があり、今年度の代表者たちのテーマを少し紹介します。
・ 究極のエコ家電とは
・ 洗剤が汚れを落とすメカニズム
・ Glory 栄光 世界を変える力
・ 日本人はなぜプリンが好きなのか?
・ オリンピック後、経済は浮上するのか?沈むのか?
・ サウナの整いを化学する
・ シロアリが世界を救う!
・ 飛行船はなぜ使われなくなったのか?そしてこれからの使い道
・ オノマトペがもたらす人間の感情への一考察
なお、この発表会は生徒たちが運営進行を進めていきます。ディレクター、AD、音声・デバイス操作補助、照明、タイムキーパーの仕事を担い、バックヤードでは忙しなく働いていました。スタッフの生徒の皆さん、お疲れさまでした!
中1は、講堂での発表会が終わると一度教室に戻り、教室や中央ラウンジ、大会議室を使って、ギャラリーウォークを行いました。これは、まるで美術館で絵画を楽しむように、約30の発表するスペースを作って、代表やクラス関係なく仲間の発表を聞いて回るプログラムです。それぞれのスペースでは、生徒だけでなく、他の学年の先生方や、高校生の授業で訪れていた学外の訪問者の方々も、iPadを操作しながら発表する生徒たちの言葉に耳をかたむけていました。ギャラリーウォークを終え、教室に戻ると、リフレクションの時間を作り、6月から今日までの取り組みを振り返りながら各々まとめていきました。
中1E組担任の赤熊教諭からのコメントを以下に掲載します。
「中1自由研究発表会」におきまして、全体会での10名の発表、ギャラリーウォーク形式でのその他の生徒たちの発表、そしてリフレクションが無事に終了しました。4月当初、学年団は「好きを啓(ひら)く」という目標を掲げました。中学校生活で様々な授業や行事などを通じて、興味関心が内面から沸き起こり、新しい自分に出会ってほしいという願いを込めた言葉です。生徒諸君のオリジナリティあふれる発表を聴いていて、その生き生きとした姿に私たちの願いが十分に伝わっていることを実感できました。今後の彼らの成長が益々楽しみになりました。