【始業式】2学期からの学校生活について
本日9月1日(水)、2学期の始業式を行いました。コロナウィルス感染症拡大を考慮し、午前組(高校+中1奇数出席番号)と、午後組(中学+中1偶数出席番号)に分散して登校し、放送礼拝で行いました。
今日の聖書の箇所は、新約聖書マタイによる福音書5章3節「心の貧しい人々は幸いである、天の国はその人たちのものである」です。“幸い”を説く、有名な山上の説教です。伊藤校長は、本当の貧しさ・豊かさとは何か、生徒たちに問いかけました。「世界は不安で心配なことだらけだけれども、そういう時だからこそ見つけられる自分自身の何かがあります。自分が何者なのか、2学期も探していきましょう」と語られました。
礼拝の終わりに、清水副校長からは、感染防止についてあらためて対策のお願いがありました。若い世代にも影響をおよぼす新しいコロナ変異株が猛威を奮っていること、今まで以上に一人ひとりしっかり取り組む必要があることを生徒たちに訴え、「窓の換気、マスクの種類、友達とは密にならない距離感を、みんなで気をつけることが大事です」と、お願いをしました。
その後、各教室では明日からの学校生活について説明がありました。各ご家庭には事前に連絡していたとおり、本校は9月2日(木)~11日(土)まで学校での対面授業はせず、フルタイムでのオンライン授業をします。1コマは30分授業とし、これまでと同様に Google classroom で課題配信し Google meet をつかって対話をしていきます。13日(月)からの授業体制は、日々変化する感染状況と予想を観察し、いくつか考案されている授業体制の中から一番相応しい方法を決めていきます。
校内では夏休み中に、これまで実施してきたオンライン環境の見直しやアップデートを行い、2学期に備えてまいりました。明日からのオンライン授業の取り組みに対して、担任と生徒で操作共有し、質問や相談を受け、離れていても双方向で安心して学びが守られるよう、下校までの時間を過ごしました。またしばらくクラスメイトたちと直接会えない我慢の期間に入りますが、本校はこれからも学校生活を安全に守り、生徒とご家庭の健康を最優先し、学びと想いを止めない取り組みに全力で取り組んでまいります。