【中高物理部】ドローンプログラミング研修会を実施
先般7月24日(土)、本校の物理実験室にて、午前の部(9:00~11:30)と午後の部(13:00~15:30)に分けて、ドローンプログラミング研修会を行いました。ドローンは既におなじみのマシンですが、研修会では、法律上の規制があることを伺い、さらに python(パイソン)という特別なプログラミング言語を用いて操作することを学びました。
今回はドローンスクールの専門家講師2名をお招きしました。部員達は法的なルールを学び、その後、ドローン操作を体験し、楽しみながらもとても貴重で充実した学習の時間を過ごすことが出来ました。参加者は午前の部13名、午後の部17名、合計30名でした。
1.はじめにドローンは、国土交通省が定める飛行ルール(航空法)の対象となる機体であることを学びました。「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの。200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く」-いわゆるドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等がこれらに該当します。
2.150m以下の空域、空港周辺を除く、人口密集地、イベント上空飛行などのルールを学びました。
3.今回はジャイロモードでiPadにソフトをダウンロードして、上昇下降、左右移動、ラダー(旋回)、前後移動を体験しました。
4.実際に python の簡易プログラミングを実施して飛行実験を行いました。ランディングパッドに着陸するプログラミングを組みました。予想している以上に難しく、思い通りに動かすのは一苦労だったようでした。その後、講師の方が3機をプログラミングした編隊飛行を見せて下さり、部員はそのすごさに歓声を上げていました。
参加した生徒は、「ドローンの基礎知識が学べたのは良かった」「思い通りに動かすのは大変だったが、飛行した時は嬉しかった」「もっと専門的に学んで、色々プログラムを作ってみたい」等の感想が聞かれました。今回は学習ポートフォリオに記入して体験内容を言語化することも行いましたので、今後の活動に活かすことができそうです。
最後に、那須塩原ドローンスクールの柳生さん、水谷さん、ご指導をありがとうございました。
部長:渡辺奏太(高2)
顧問:清水広幸、佐藤充恵、諸橋 陸