【中学バドミントン部】北区夏季大会報告
緊急事態宣言が発令されている最中、5月16日(日)本校を会場にして、中学北区夏季大会団体戦・個人戦が行われました。中学3年生の9名が出場し、久々の試合の緊張感を噛み締めながら試合に臨むことができました。
中3は、翌日から定期試験でしたが、それを感じさせないほど、試合に集中していました。それもそのはずです。昨年予定されていた試合はコロナウイルス蔓延で、ほとんど出場することができず、気がつけば中学の最終学年です。練習も例年通りにはいきません。人数や時間制限もあり、限られた中での練習です。しかし、当たり前だったことがどれほど貴重であったかを確認するチャンスが与えられました。この経験が今後彼らの人生に大きく影響していってほしいものです!
さて試合は、団体戦トーナメントで1勝、準決勝・3位決定戦で敗れて4位でした。勝利したのは、ダブルスの石川毅君村井君ペアとシングルスの猪上君です。石川君村井君ペアは、パワーで押す試合展開でした。日頃から力強いアタックを得意とする2人ですが、立派に2ゲームを連続して取りました。また、猪上君は持ち味のしなやかさで力を発揮し、試合をコントロールしていました。浜地君槇本君ペアは、とても息の合った粘りのプレーを見せてくれ、敗戦したもののとても満足しました。
個人戦では、山元君、渡井君がシングルスで、強い相手に立ち向かっていく姿勢のまま自分の力を出し切り、得点をもぎ取りました。
ダブルス戦の北原君栗原君ペアは、連勝を記録し、こちらも4位に輝きました。彼らは、毎回接戦を制する白熱した試合をしてくれました。見ているこちらがハラハラもしましたが、良い結果を出してくれました。
今回は会場が一転二転して、聖学院で行うことになりました。急遽の対応だったにも関わらず、部員たちは大会のために献身的に動き回り、審判や会場設営などプレー以外の場面でも尽力しました。大会に参加する学校や選手たちのために動く彼らの姿は、まさに Only One For Others でした。
不自由な部分もありましたが、この経験を糧にして臨機応変に柔軟に対応できる青年となってくれることを願います。(顧問:伊藤大輔)