【中1国語】ロイロノートを活用して思考を可視化、双方向授業での学び合い
本日から中1・中2・高2・高3の中間考査が始まりました(中3と高1は別日程です)。中1は中学校で体験する初めての全教科一斉テストで、27日(木)まで実施されます。今朝は、早めに登校して自習に励む生徒を多く見かけました。
先週末、テスト前最後のB組国語の授業では、ロイロノートを活用した文章読解が行われていました。教科書にある『ダイコンは大きな根?』と題された文章を読み進めると、大根の形態について詳しく書かれていて、まるで理科や生物の学びです。加えて、島立教諭は、大根は部位によって適した料理がある話をされていて、なんだか家庭科にも通じそうです。生徒たちはいつの間にか身近にある大根について、楽しく真剣に向き合っていました。
しかしながら、これは国語の授業。この文章の筆者が投げかけた「問い」と「答え」を読み解く目的があり、段落に工夫されている意図を捉え、筆者が伝えたかった事を見つけて理解を深めることが生徒たちの仕事です。島立教諭は、生徒たちに次々に質問していきました。答えにひらめいた生徒たちはその都度手をあげ発言し、教員と生徒のテンポの良い問答が展開されました。
その後、生徒たちは自分の iPad でロイロノートを開き、一本の大根でなぜ部位によって味が変わるのか、本筋を綴っていきます。出来上がりしだい提出し、ロイロノートの共有ベージには続々とクラスメイトの解答が集まっていきました。皆で共有しながら、島立教諭は時間の許すかぎり、ひとつひとつの答えにアドバイスをして解答を導いていきました。
国語のテストでは、長文問題は外せません。文章の読解力が必要です。たくさんの本や情報、ニュースを読む習慣も大事ではありますが、本当に大事なことを知るための読み方が重要です。島立教諭の授業では、「読む」「聞く」「発言する」「考える」「書く」が絶妙なバランスで組み込まれており、生徒たちは始めから最後まで良いテンションで集中していたように見えました。国語のテスト、良い点がとれるといいですね。