【高校卒業式】131名の卒業と門出を祝いました
本日3月12日(土)春の雨が降る中、第73回(聖学院第114回)卒業式を予定どおり執り行い、131名の卒業証書授与をいたしました。昨年度に引き続き式は縮小され、在校生たちの姿はありませんが、久しぶりに高3学年全員が学び舎に集うと、控え室の教室は活気にあふれました。
卒業式は講堂で行います。講堂の中、厳かに響きわたるオルガン奏楽にあわせて、卒業生たちはご家族の皆様が座る席の間を通って、入場しました。クラス担任から一人ひとり名前を呼ばれ、登壇し、角田校長先生から卒業証書を受け取りました。
送別の言葉では、生徒会長の本田琉碧君(高2)からメッセージがあり、生徒会記念品贈呈では在校生の奥田篤宇君(高2)から卒業生の原田凌伍君へ目録が手渡されました。そして、卒業生代表として元生徒会長の等々力遼君より、感謝の言葉が述べられました。等々力君が聖学院の入学を決めた理由を話すと、会場が和みました。そして、友達に支えられながら成長できた思い出を語り、中1から高3までお世話になったすべての先生方の名前を挙げて感謝のメッセージを送ってくれました。
謝恩会に代わる卒業式第2部では、卒業対策委員のお母様たちが司会を進めてくださり、この日のために用意された6年間の軌跡を綴った動画が上映されました。入学式、各学年での宿泊行事、体育祭や記念祭などの学校行事だけでなく、普段の授業、友達とのお昼ご飯、コロナ禍での学校生活などの様子も流れました。偉大なOBや多くの先生方も、お祝いのメッセージを寄せてくれました。約20分の動画ではありましたが、感動はその100倍沸き上がり、素敵な会を準備してくださったお母様たちに、心から感謝申し上げます。また、聖学院での学びを見守り続けてくださったすべてのご家族の皆様、本当にありがとうございました。
そして聖学院を卒業し、次のステージに旅立つ皆さん、たくさんの思い出を本当にありがとう。皆さんが繋いで築いてくれたバトンは進化し、より強く固くなって後輩たちに渡されました。皆さんの新しい挑戦を心から応援し、一人ひとりの活躍を願ってやみません。私たちはいつも皆さんの味方です。皆さんの歩みが守られますよう、心よりお祈り申し上げます。