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【中学入試】2021年度M型思考力入試のテーマは「石」!

糸魚川から持ち込まれたたくさんの石!

中学入試2日目の午後は、M型思考力入試が行われました。今回のテーマは「石」です。本校にゆかりのある新潟県糸魚川市から運んできた本物の石を使った問題でした。一人ひとりに紙皿で用意された色も形も違う複数の石を、観察し手に取って比較しながら共通点や違いを探し、分類していくところからスタートしました。

M型思考力入試も体育館で実施

石をきれいに並べて観察する受験生

続いて、その石の利用方法を考えながら、「石の利用の意味・価値」を問う問題に取り組みました。そして、その「石の利用」のイメージを図などで表すチャレンジ問題も用意し、まさに「価値創造型・デザイン思考型入試」となりました。

さらに、ものづくり思考力入試や難関思考力入試では実施していた共有タイムを、今年度からM型でも設定し、他者から学んだことと自分の考えの変化をワークシートに書いてもらいました。

資料を参考にしながら

採点委員が巡回する様子

フェイスシードルをつけて共有タイム

作問担当者の半年以上に渡る情報収集や研究の賜物となる入試になったと考えています。「小学生には難しいのでは?」と言われそうですが、受験生たちは目をキラキラさせながら熱心に取り組んでいました。

思考力入試が始まって9年、その間培われてきた子どもたちの賜物を見出す本校の思考力入試の結晶が、今年度のM型思考力入試なのではないか、自画自賛は重々承知で胸をはれる成果だったように感じています。挑戦してくれた受験生たちにも、心から大きな拍手を送らせてください。

2日目もお疲れさまでした!