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【中2体育】大盛り上がりの「気配斬り」

目隠しで戦う気配斬り

11月13日(金)5限、体育館Bアリーナでは中2体育の授業として、「気配斬り」が行われていました。例年であれば剣道を体験するのですが、感染予防の一環として、比較的道具の使用が少ないスポーツで安全に運動を楽しめないかを考える体育科教員たちのアイディアです。

樋口教諭から気配斬りの説明

使用するのはウレタン素材の棒と手ぬぐい

さて、気配斬りとは、ウレタンやスポンジ素材などの柔らかい棒を握り、目隠しをして戦うスポーツです。目隠しをしているため、視覚的に相手を見ることができず、音・匂い・気配を感じて相手の方向を感じとり、棒を振り下ろし相手を斬ります。気配斬りは、五感(視覚は除く)を研ぎ澄ますトレーニングになります。

裸足になって五感を高めます

目隠しをして三回まわって試合開始

剣道場の試合コートで勝負

いつの時代でも見かけるチャンバラは、男の子の代表的な遊びです。その遊びが、授業として、剣道場の試合コートで審判が立ち、1対1で戦い、仲間が見守る、というシチュエーションが成立すると、中2の生徒たちのテンションは高まらずにはいられません。試合中の選手がお互いの気配を感じられるよう、応援席は本来であれば声を出してはいけないのですが、堪えられないのが微笑ましかったです。

しかしながら、そんな周りの喧騒よりも、対戦中の二人は、床から感じる振動や空気の動き、相手が棒を振る音に集中しているようでした。10秒くらいで決まる試合もあれば、3分くらいかかる試合もあり、全員が最初から最後まで「気配斬り」を楽しみました。体育館をでる生徒たちは「気配斬りおもしろかった!」「こういう授業楽しい!」など、大満足の様子でした。

生徒が撮影した緊迫の一枚

応援側も真剣です

礼に始まり礼で終わります