【高3総合学習】昭和の遊び体験 五寸釘を使って「釘打ち」
高3総合学習授業のメインは、「ダンス」です。例年11月の記念祭に向けてダンスを練習をしてきました。今年はオンラインの記念祭でしたが、このダンスを撮影して動画を作成し、オープニングセレモニーで披露することができました。
さて、毎年のことですが、記念祭が終わると聞かれます。「ダンスの後は何をやるんですか?」と。その答えが、この「五寸釘」です。長さ五寸、約15cmの釘を地面に投げて刺す遊びです。一見すると危ない行為ですが、昭和の時代には男の子たちが夢中になって遊んだものです。
11月7日(土)の授業では、当然のことながら五寸釘はみんな初体験。五寸の長さの釘なんて見たことも触ったこともありません。そんな高校生たちがグラウンドに釘を投げるので、なかなか刺さりません。じょうろで水を撒いて地面を柔らかくしたり、投げ方を試行錯誤して繰り返して練習したり…必死の努力の結果、次第に「刺さった!」という歓喜の声があちこちから聞こえるようになりました。釘が刺されば、ルールは簡単。刺した釘の点と点をつないで陣地を広げて、相手を閉じ込めたら勝負ありです。狙いを定めて釘を投げて…「刺さった!」「失敗した!」と悲喜こもごも。
35分という短い時間でしたが、みんなたくさん釘を投げました。きっと翌日は肩や背中が筋肉痛になったことと思います。それもいい経験ですね。(保健体育科教諭 高橋)