本日、中学自由研究発表会を行いました。自由研究発表会は夏休みに出る課題の一つで、自分でテーマを決めて取り組み、パワーポイントなどを使って発表する行事です。テーマはジャンル問わず、歴史・スポーツ・化学・音楽・アニメ・文化・倫理・世界など、自分の気になることを選び追究します。午前9時から中1、10時10分から中2、11時20分から12時20分は中3が学年ごとに講堂に集まり、各クラスから選ばれた2名の代表がステージに立ち、1人5分の持ち時間の中で披露します。今年は春や夏の学校行事の実施がかなわず、この自由研究発表会が今年度初の中学学年行事となりました。
限られた時間の中で、発表するのはとても大変です。しかしながら、発表者たちは様々な工夫をこらして、一生懸命語ってくれました。用意したスライドに画像やイラストを取り込んだり、文字にアクションをつけたり、動画を差し込んだり、自身の経験やジョークを交えながら話したり…。今日までにたくさんの材料を集め、試行錯誤を繰り返しながら臨んだのでしょう。どの発表も個性があり、素晴らしい内容でした。
もちろん、聞く生徒たちの姿勢も大事です。今回はステージ上に立たなくても、自分が立つときは遠くありません。仲間の発表の様子を観察し、評価シートにコメントを記していきます。そして、一人の発表が終わるごとに大きな拍手をおくっていました。保護者の皆さまも2階座席からあたたかく見守ってくださいました。
また、今回の舞台の裏では、各クラスに2名いるアセンブリ委員の奮闘もありました。ステージ袖で照明やデバイス操作補助を行ったり、タイムキーパーや司会の係りを担ったり、生徒たちが講堂を出たあとの座席忘れ物チェックまでしっかり務めてくれました。
来週はいよいよオンライン創立記念祭が行われます。オンラインでの実施ですので、当日はいろいろなハプニングが起こりそうな予感がしますが、仲間と協力しながら取り組み、成功や失敗も楽しみながら挑戦してほしいと思います。