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フレッシュマンキャンプ3日目はオリジナルカレー作りを行いました

 フレッシュマンキャンプ3日目の詳細は以下の通りです。

今日の課題はオリジナルカレー作りです。 様々な具材が並びます。
餃子入りカレーも作れます。 どの具材を選ぶか思案中。
買物の始まりです。獲得してきたフレッ
シュで支払いします。
 薪に火をつけるのが大変です。
慣れない手つきで野菜を切ります。     煙で目が痛いけれど、みんなで協力します。
おいしいカレーの出来上がり!  苦労したから、おいしさも倍増!
カレーの品評会 最後は閉校礼拝で心を落ち着けます。

  

 フレッシュマンキャンプ3日目は、オリジナルのカレー作り。基本の具材であるジャガイモ、人参、玉ねぎは与えられているものの、その外の具材は、すべてフレッシュ(疑似通貨)を利用して購入しなくてはならない。

 各グループのフレッシュマネージャーが、獲得したフレッシュとにらめっこをしながら、購入できる具材を探す。人気の具材はあっという間になくなってしまうし、肉ばかりでも面白くない。テーブルに並べられた具材は、アボカド、餃子、ドラゴンフルーツ、チーズ、トウモロコシ、チョコレートなど様々だ。どの具材を入れれば美味しくなるのか。みんな相談しながら購入していた。

 具材の購入と同時に始まっているのが、火起こしと野菜の下準備。火起こしはほとんどの生徒が初めての経験ということもあり、新聞紙は燃える物のなかなか薪に火がつかない。あっという間に辺りは灰だらけになり、みんな目を押さえながら、なんとか薪に火をつけようと奮闘していた。野菜の準備も様々だ。ジャガイモ、人参、玉ねぎの切り方ひとつにも、チームによってまったく異なる。見ていて冷やりとする時もあるが、みんな思い思いの形に野菜を切っていく。

 火がついたグループは、鍋に肉・野菜などを次々と入れながら炒めていく。この順番もチームによって異なるのが面白い。「先生、もうルーを入れてもいいですか?」と水を入れたばかりの鍋を指さす。いやいや、野菜に火が通ってからね、と苦笑するも、まだ沸騰すらしていない水の中のジャガイモに一生懸命に菜箸を刺そうとする生徒もいる。

 そんな苦労を乗り越えて、次々とカレーが出来上がってきた。ホテルの方に炊いていただいたご飯を山盛りにし、上から自分たちの作ったオリジナルのカレーをたっぷりかける。みんなおいしそうに頬張っている。おいしい?と聞くと、全員から「おいしいです!」という答えが返ってきた。

 ファシリテーターや教員による品評会も行われ、最後にそれぞれのクラスの一位が発表された。もちろん、片付けもみんなで協力して行う。真黒になったお鍋をクレンザーでごしごしこすり、調理器具を洗っていく。厳しいチェックを受けて、やっとすべてが完了する。

 あっという間の3日間だったフレッシュマンキャンプ。アドベンチャーゲームも、三国古道のウォークラリーも、カレー作りも、すべてチームの協力なしには成し得ない課題ばかりだ。意見を出し合い、協力し合い、課題をクリアをする。生徒たちにとってかけがえのない体験になったに違いない。

 学校に無事に戻り、彼らは帰途についた。また普段の生活が始まるが、この3日間で体験したことを心の中にしまい、今後の学校生活に生かしていってほしい。更なる成長が今後も期待される。