「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」
※表題はローマの信徒への手紙(12章15節)
昨日をもって2月1日から4日間続いた中学入学試験が無事終了しました。全教職員が一丸となって入学試験に取り組みました。2月1日~2日は午前と午後、3日は午後のみ、4日は午前のみの計6回でした。初日は雪予報や、受験生や教職員のインフルエンザの影響を心配しましたが、全て守られ無事終了することができました。教職員が力と心を合わせて取り組んだ成果と感謝しています。
一昨日合格発表を見にこられた父子が事務所前で二人とも目に涙を浮かべておりました。お父様も泣いていましたので「合格おめでとうございます。」と声をかけたところ、お父様は涙を拭きながら次のように仰いました。「昨日の1回目は不合格でした。心配のあまり私の顔の半面の神経が麻痺してしまい、このような状態です。でも、今回2回目の試験で息子が合格できました。ありがとうございました。宜しくお願いします。」息子さんも嬉しさと安堵で目に涙が溢れていました。ご家族上げて第一希望の本校の合格を勝ち取れた喜びを抑えることができなかったのですね。息子さんも丁寧に「宜しくお願いします。」と礼儀正しく挨拶をしてくれました。最後は笑顔になった親子に、「こちらこそ選んでくださってありがとうございます。」とお応えしました。この受験生はこれから聖学院でもっと大きく伸びるのだろうな、と思いました。