人間は神の作品
少し早めですが、本校では今日一学期の終業式を執り行いました。式辞の中で一学期の振り返り(リフレクション)について触れました。中学1年生は既に期末考査後に学年でそのワークを行いました。4月以前にはできなかったことも一学期の終わりにはできるようになったことを数え上げて、互いに認め合い、励ましあうプログラムでした。先日図書館から「パパは脳研究者」(池谷裕二著)を借りて読みました。これは脳科学者の著者が育児の奮闘を綴ったものですが、赤ちゃんが生まれて3歳になるまで何がいつ初めてできるようになったかを感動と喜びで記録したものです。「ハイハイができるようになった」、「最初にしゃべった言葉」、「文字に興味津々」等、初めてできるようになったことを細かく記録しています。生徒についても注意して見ていれば成長した点に気づけると思います。神様が既に一人ひとりのDNAに必要な能力を書き込んでおられ、時が来れば能力が発現するようにデザインされているからです。
「私は恐ろしい力によって驚くべきものに造り上げられている。御業がどんなに驚くべきものか 私の魂はよく知っている。」(詩篇139編14節)