コペルニクス的転回・パラダイムシフト
4月6日に午前中に中学校、午後に高等学校の入学式を行いました。本校の6ヶ年一貫教育を選び取って下さった151名の新入生と保護者の方々を心から歓迎いたします。人生、すべて起こったことに意味があり、本校の入学も一人ひとりにとって神様の選びと許しがあったのだと受け止めています。入学式の式辞で、哲学者カントが使ったコペルニクス的転回のお話をいたしました。
天文学者コペルニクスが地球中心の考え方(天動説)ではどうしても解決できなかった天文学の問題を、視点を変えること(地動説)によって、すべて解決し説明ができたように、自分中心の考え方から、神様を中心とした見方、生き方にシフトすることによって、悩みや問題の解決の糸口が見えてくることが多々あると思います。私たちは宇宙の中心ではありません。
「我らは神の中に生き、動き、存在する」(使徒言行録17章28節)