数えてみよ 主の恵み
4月より年末の今日12月28日までの9ヶ月間、日々新しい経験をさせていただきながら校長として立ち続けさせていただきました。たくさんの方々の祈りとお支えを感謝しております。
国民教育者の師父として仰がれる森信三氏の「1日1語」という本が致知出版社から出ていますが、私も教育者としての氏の考え方に共鳴するところが多々あります。その1月1日のことばが「『人生二度なし』これ人生における最大最深の真理なり。」そして、12月31日のことばが「念々死を覚悟してはじめて真の生になる。」
過ぎ行く年を振り返る時、私達はともすると、神様の恵みを忘れてしまう者ではないかと思います。恨み、つらみ、或いは人からされたひどい事については結構覚えているのですが、良かった事は、結構すぐに忘れてしまうのではないでしょうか。特に年末は、静まって神様からいただいた恵みを一つ一つ指折り数えあげてみましょう。感謝することによって、いつの間にか新たに力をいただくことに気づくことがあります。
「主のよくしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩篇103篇2節)