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【報告】図書館「子どもの読書活動優秀実践校」文部科学大臣表彰

(左)中島さん (右)山中さん

この度、本校の図書館が、学校図書館として取り組んでいる様々な活動が認められ、「子どもの読書活動優秀実践校」の文部科学大臣表彰を受けました。本来の学校生活が送られていない毎日にあって、とても嬉しいニュースでしたので、図書館司書の山中さんと中島さんにお話を伺いました。

Q:この表彰はどういう活動が認められると受賞できるのでしょうか
山中さん:生徒が積極的に読書活動を行えるよう、特色ある優れた実践を行っている学校・図書館・団体(個人)に対し、その実績をたたえるための表彰です。例年3月末に受賞が決まり4月末に授賞式を行うのですが、今年は中止になりました。

いつも優しい山中さん

Q:表彰に至った聖学院での具体的な活動、取り組みを教えてください
山中さん:主に行っている5点を紹介します。
1、読書推進活動(やみぼん・図書館だよりにおける教職員のリレーエッセー)
2、教科との連携(処方図書、社会科との定例会議、ノート大賞など)
3、生徒による図書館活動(学校説明会でのボランティア、図書委員活動など)
4、部活動との連携(高校サッカー部のビブリオバトルなど)
5、保護者への読書支援(保護者への貸出、講演会の実施など)
生徒への読書推進活動にとどまらないサービスの提供が評価されたと考えています。

図書館で歴史の発表

サッカー部のビブリオバトル

ノート大賞の掲示

説明会で絵本の読み聞かせボランティア

保護者の皆さま向けコーナー

Q:受賞のニュースが届いたとき、いかがでしたか
中島さん:学校図書館は、「学校」付属の施設であり、学校の教育方針と密接にかかわります。図書館が受賞できたということは、聖学院の教育が認められたということになるでしょう。それがとてもうれしく思います。

Q:今後の図書館の活動をおきかせください
山中さん:今後の課題としては、図書館が教科の枠を超えた教育の「ハブ」となり得る活動になることですね。「情報を集める力=生きる力」となり得る現代で、枠にとらわれない主体的な学ぶ姿勢を身につけて生徒に巣立ってもらえるよう、新たな役割と可能性を模索していきたいです。

生徒の登校再開に向けて、図書館は子どもたちを迎える準備真っ最中でしたが、お二人とも快くインタビューに答えてくださいました。図書館スタッフの皆さま、本当におめでとうございます。そして、いつもありがとうございます!

図書館を支える皆さん

ブタ館長も生徒たちの来館を心待ちにしています

聖学院図書館の取り組みはぜひ図書館のホームページをご覧ください ⇒ コチラから