【報告】中3 チーム「typhoon810号」がクエスト・オンラインに参加
2月23日(日)・24日(月・祝)、立教大学を会場として全国大会の開催を予定していたクエストカップは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、残念ながら中止となりました。
代わりに、初めての試みとなるオンラインでのプレゼンテーションイベント「クエスト・オンライン」が開催され、同じ日程の2月23日(日)には全国大会の出場を予定していた聖学院中学校の中3のチーム、typhoon810号が参加しました。
クエスト・オンラインはオンラインのビデオ会議システム『Zoom』を活用して、クエストカップのミッションを出している企業と、そのミッションに取り組んでいる複数の学校を結びセッションを行いました。各校が、カメラを通してのプレゼンテーションを行い、チャットで質疑応答を行います。
図らずも、今回、初開催となったクエスト・オンラインですが、”いまをつなぐ学び合い”というキャッチフレーズのもと、イベントや授業の、未来的な新しい可能性を見せてくれたと思います。
聖学院のチーム、typhoon810号が取り組んだのは、富士通の”世界中の⼈々の「豊かで夢のある未来」の実現”というミッション。富士通のミッションで全国大会の出場を予定していた10校が午前と午後、それぞれ5校ずつに別れて、オンラインでのセッションを行いました。
typhoon810号は「台風をぶっ壊す」をテーマに、台風について探求。全員、理科が苦手というメンバーたちですが、専門家を訪ねて学ぶなどして、台風発生の仕組みをしっかり学習しました。台風の構造を理解し、そして台風の成長を止めるためにはどのような方法があるのか、いくつかの方法を探し求め、その中から実現の可能性がある、”足つぼマット型シート”を使った台風制御のアイデアを提案しました。
今回クエスト・オンラインではグランプリなどの賞の表彰はなく、受賞を目指して取り組んできた生徒たちにとっては少し残念ではありましたが、これまでの1年間の学びは確実に力となったと思いますし、オンラインのイベント参加という貴重な体験をすることができたと思います。