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【報告】卒業生特別講演会 61期生 山本廣光氏 1月22日(水)

本校では毎年、卒業生を迎えてお話を伺う「特別講演会」を開いています。今年は、石油天然ガス開発及び深海調査掘削船のために48年間尽力してこられた、第61期生の山本廣光氏をお招きしました。

【山本廣光氏プロフィール】
1968年3月聖学院高等学校卒業。日本大学生産工学部機械工学科卒業後、日本海洋掘削株式会社へ入社。地球深部探査船の基本設計とプロジェクト「ちきゅう」に携わる。第五白龍の Deepdish 大改造工事を IHI 知多工場で実施、統括責任者を担う。三井物産株式会社、川崎汽船株式会社、日本郵船株式会社、日本海洋掘削株式会社のコンサルタント統括責任者。

山本氏の偉大な功績と、苦難を乗り越えてきた経験は、計り知れないものでした。尊敬と感謝の気持ちを込め、生徒代表として高校生徒会長の平山君から花束を贈らせていただきました。

また、質問コーナーを設けていただきました。「『ちきゅう』はどれくらいの速さで進みますか?」「聖学院で学んで活かされたことはありますか?」などの質問に、丁寧に優しく答えてくださいました。そして、語学の勉強は必ず役に立つこと、夢を追いかけるにはプライドが大事であることを、強く教えてくださいました。

実は、今回の講演会には、山本氏の当時の恩師と同級生も駆けつけてくださり、聖学院の絆を感じる一日になりました。