【授業now】中3国語 平家物語から学ぶ私たちの周りの「諸行無常」
- 諸行無常なモノを考える
3学期に入り、中学3年の国語の授業では、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」という冒頭部分で知られる『平家物語』の学習に取り組みました。クラスの中には、この一節を暗唱できる生徒もいるほど、大変有名な軍記物です。
1月14日(火)1限の授業のはじめは、配られたプリントの文章読解と文法の知識を復習しました。また、サ変動詞・る識別などを声に出して馴染ませます。島立教諭は呪文のようにスラスラと唱え、生徒も真似をしながら食らいつきます。
- プリントの問題に取り組む様子
- 島立教諭の後に続いて動詞変換を唱える
本日のメイントピックスは、現代の私たちの周りにある「諸行無常」を探す作業です。「諸行無常」とはどんなに栄華を極めたとしても必ず終わりがくる、この世の無常を説いた言葉です。まずは個人で考え、その後、グループワークを行いました。一人では思いつかず頭を抱えていた生徒も、仲間の発言にヒントを得ると、空欄だったプリントの表にモノやヒトの名前がどんどん埋めれていきました。
- 和やかにグループワークがスタート
- 諸行無常って何だろう?代表が答えます
- 自分の考えを伝えて
- なるほど!共感してもらえました
知識や理解のインプットから、思考を経て創造したアウトプットまでの50分はあっという間に過ぎました。「諸行無常」をはじめ、古文から学ぶ言語や言い回しを、今後のレポート作成やプレゼンテーションなどで発揮できたらとてもカッコいいですね。